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下ふさのたかし来れりこれの子は蜂屋大柿吾にくれし子  正岡子規が長塚節を詠んだ短歌 

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歌会の行事で長塚家を訪れる催しがあり、後日の歌会で長塚節(ながつかたかし)を詠んだ歌を多く拝見することができた。

以下は正岡子規が節を詠んだ歌。


下ふさのたかし来れりこれの子は蜂屋大柿吾にくれし子 



下総のたかしはよき子これの子は虫喰栗をあれにくれし子

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節の生家は茨城の常総市の豪農で、子規を訪ねる度に土地で採れた食べ物を手土産に持参したらしい。

結核で自由に身動きならなかった子規は、おいしいものを食べることを生活の楽しみにしていた。

常総から根岸に訪ねて行った次第は、『小説 白き瓶-長塚節』(藤沢周平著)にいくらかうかがい知れる。

上京してからの生活の長い子規から見れば、年少の節は二十一歳にして「よき子」と言われるような、田舎育ちの朴訥な青年だったのではないかと思う。

歌会で私の先生は歌を評しながら、「子規が節をたいそう可愛がっていた」ことを述べられ、私はそれに聞き入っていた。

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