「短歌」 一覧

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物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づる魂かとぞみる 和泉式部 安田登のコラム

2018/02/04   -未分類, 短歌

一昨日いただいた冊子に載っていたもの。 「新世」7月号「古典を旅する」より「和歌 菩薩への道」 物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づる魂かとぞみる 物思いに沈んでいたとき、ふと顔を見上げると沢を埋 ...

雪の日に思い出す短歌 「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ 穂村弘他

2018/02/04   -未分類, 短歌

雪の日、家ごもりをしていてふと思い出す。 体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ---穂村弘「シンジケート」 目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき「手紙魔ま ...

歌人の安森敏隆氏死去 ケータイ短歌介護短歌の提唱者

2018/02/04   -エッセイ, 未分類, 短歌

11日のニュースを見落としたらしく書くのが遅れた。 安森敏隆氏死去 歌人、ケータイ短歌提唱 ケータイ短歌を提唱した人だというのは初めて聞いた。 携帯、ではない。ケータイ短歌。

対象に時間を見る姿勢 正岡子規 庭前即景 島木赤彦 切り火

くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる 汽車の音の走り過ぎがる垣の外の萌ゆる梢に煙うづまく くれなゐの若菜ひろがる鉢植えの牡丹の蕾いまだなかりけり 春雨をふくめる空のうす曇り山吹の花の ...

月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬の多きに~良寛の歌

2018/02/04   -未分類, 短歌

  実家の父の本棚に良寛の歌集がある。いや、あるはずなのだが、外箱だけが残って空になっている。 中の本を探しているのだが、どこへやってしまったのか未だに見つからない。

石川啄木「悲しき玩具」の感想~伊藤左千夫

2018/02/04   -未分類, 短歌

伊藤左千夫に石川啄木の「悲しき玩具」の評をしたものがある。 石川啄木「歌のいろいろ」  まず、石川啄木が、自分の短歌について書いたもの以下の通り。

伊藤左千夫の短歌代表作「九十九里詠」

先日、知人が九十九里の海の写真を送ってくれた。撮影の仕事をしているかたなので、飛行機の相当高いところから見た風景だった。浜辺よりも海の方がはるかに広かった。 私は九十九里浜には行ったことがないのだが、 ...

あづさの霜葉~伊藤左千夫

2018/02/04   -未分類, 短歌

飯綱(いいづな)のすそ野を高み秋はれに空とほく見ゆ飛騨の雪山 ひさ方の天(あめ)の時雨に道いそぐおく山道をうらさびにけり 霜がれの天の高はら飯綱野(いいづなの)の山口のとに鳥居立ちたり くさまくら戸隠 ...

遠白の意味 川遠白し~吉田正俊

2018/02/04   -万葉集, 未分類, 短歌

川遠白く見下ろす山に若き僧のこころ鋭くなれば来にけむ 昭5 吉田正俊 高野山安居会で茂吉が激賞したという。「茂吉を学んで茂吉より特色ある作になっている。」(小谷稔)

寄物陳思の表現様式 なぜ短歌には物や景色が詠まれるのか 

2018/02/04   -万葉集, 未分類, 短歌

短歌には、多く季節の物や風景、あるいは身近な対象物が詠み込まれます。 詩歌というのは、物を詠むものではなく、人の心を表すものなのですが、なぜ必ずと言っていい程、心を媒介するのに、そこに物の仲立ちが必要 ...

長塚節「秋の歌」の序詞について

  長塚節の助詞について柴生田稔の興味深い記述を見つけた。

清水房雄「一去集」より

2018/02/03   -未分類, 短歌

今朝の夢に清水房雄氏が出てきた。第一歌集は読んだが、もちろん面識などはない。 土屋文明に指導を受け、宮中選者も務めた高名なアララギ派の歌人だが、あろうことかその人を訪ねに行って、歓談中私が「歌を見ても ...

犬の短歌「寒くなりし」~斎藤茂吉 戌年にちなんで

2018/02/03   -斎藤茂吉, 未分類, 短歌

斎藤茂吉にも犬を詠んだ歌がある。赤光の有名な二首「長鳴くは」「さ夜ふけと」は省いて、下のものを 寒くなりしガードのしたに臥す犬に近寄りてゆく犬ありにけり「暁光」 目のまへの売犬の小さきものどもよ成長の ...

長塚節の伝記小説「白き瓶」藤沢周平

2018/02/03   -文学, 未分類, 短歌

  「土」を書いた長塚節(ながつかたかし)は歌人だった。 その伝記を小説として藤沢周平が書いた「白き瓶(かめ)」という本があると知って注文してみた。

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土屋文明『往還集』『山谷集』鶴見臨港鉄道他『六月風』

休暇となり帰らずに居る下宿部屋思はぬところに夕影のさす 冬至過ぎてのびし日脚にもあらざらむ畳の上になじむしづかさ

命のビザ杉原千畝の夫人杉原幸子の歌集『白夜』

2018/02/03   -未分類, 短歌

杉原幸子、ビザ交付事件の杉原千畝の夫人が当時の状況を歌にして残していたという。 歌誌「アララギ」の同人として短歌を投稿されていたと読んだ。 ナチスに追われ逃れ来しユダヤ難民の幾百かの眼がわれを凝視(み ...

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