朝日歌壇

朝日歌壇1月6日号より 水槽のエビに名前を 種火のような冬日

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こんにちは。まる @marutankaです。
朝日新聞の朝日歌壇から好きな歌を筆写して感想を書いています。朝日歌壇は朝刊日曜日に掲載。この記事は1月6日の掲載分です。

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朝日歌壇とは

朝日歌壇についての説明です。
「朝日歌壇」とは朝日新聞朝刊の短歌投稿欄です。俳句は「朝日俳壇」です。
新聞の短歌投稿欄は、どの新聞においても、誰でも自由に投稿できます。投稿方法の詳しいことは別記事
「朝日歌壇」とは何か?朝日歌壇の紹介と他の新聞の短歌投稿方法と応募の宛先住所」
をご覧ください。

馬場あき子選

取り膳に話の弾むことはなく老いの難聴ふたりの孤独 永井祝子

「取り膳」とは、差し向かいの膳のことだそうだ。耳が遠くても、コミュニケーションの手段はいろいろある。歌もそも一つ。

菩提樹という名の喫茶十五年水槽に住むナマズが見てる  林愉美子

「喫茶」は「喫茶店」のこと。菩提樹もいいし、ナマズもおもしろい。

大木に太き腕あり懐かしく撫づれば冬の日の温みあり  内野修

「懐かしく」は作者の主観。枝を「腕」と見る所に始まる。

がん細胞骨転移して知らぬ間にわが身のうちで陣地を広げる 岡田独甫

結句が良い。今は骨転移でも治療法が進んでいる。

佐々木幸綱選

三尺の自然薯一本ぶらさげて山の患者が診察へ来る 藤山増昭

三句がおもしろい。自然薯というのは山芋で、縦に長く土中に伸びるので、途中で折らないように掘る。長ければ長いほど上手で、患者さんが診察のお礼にとそれを長いまま持参する。

受付の水槽覗く昼休み贔屓のエビをモグと名付ける  西江友里

まるで、力士や役者のように「贔屓の」とするのがいい。それに名前を付けてあげるのも。

二宮の海が車窓に見え始め家々の庭蜜柑が光る 杉本恭子

車窓からの風景。どことなく懐かしいような気のする景色だ。

高野公彦選

高々と波の花ゆく中空に種火のような冬日の在り処 北野みや子

波の花をバックに、「種火のよう」に小さく霞みそうな冬日。

愛人の手当のごとしファミレスで息子家族の分を払うは 草間暁男

意味はあまりよくわからないが、何やら複雑な心境がありそうだ。

男湯に行つてしまつた子の声を湯気の向かうに遠く聞きをり  山添聖子

これまでは女湯に一緒に入っていたが、成長のあかしであろうが、作者のさびしさも伝わる。

永田和宏選

特急が速度落とさず過ぎゆける小さな駅の町に老いゆく  篠原俊則

過疎と言うほどではないが、そう便利ではない町に置いていく不安とさびしさ。

まとめ

季節は真冬となったが、生き生きとした歌が多いです。

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