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かへるでの赤芽萌えたつ頃となりわが犢鼻褌を自ら洗ふ 斎藤茂吉「小園」
2021/5/19
かへるでの赤芽萌えたつ頃となりわが犢鼻褌を自ら洗ふ 斎藤茂吉の短歌を一首ずつ鑑賞、解説しています。『小園』から、斎藤茂吉の主要な代表作の短歌の解説と観賞を記します。 スポンサーリンク
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斎藤茂吉「おくに」短歌連作現代語訳 思慕と抒情
2021/6/23
斎藤茂吉の「おくに」は歌集『赤光』に詠まれた女性です。 おくには恋愛の相手ではなかったといわれますが、青年、斎藤茂吉の強い愛慕の念が伝わる一連です。 スポンサーリンク
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はざまより空にひびかふ日すがらにわれは寂しゑ鳴沢のおと 斎藤茂吉『ともしび』
2021/6/1
はざまより空にひびかふ日すがらにわれは寂しゑ鳴沢のおと 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記し ...
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音立てて茅がやなびける山のうへに秋の彼岸のひかり差し居り 斎藤茂吉『ともしび』
2021/6/1
音立てて茅がやなびける山のうへに秋の彼岸のひかり差し居り 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記 ...
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わが父も母もなかりし頃よりぞ湯殿のやまに湯は湧きたまふ 斎藤茂吉の温泉の短歌
2022/6/15 日めくり短歌
斎藤茂吉の代表作「死にたまふ母」には、母の葬儀ののち故郷の温泉で心と体を休める場面が詠まれています。 きょうの日めくり短歌は「いい風呂の日」にちなんで斎藤茂吉と風呂、温泉の短歌を集めてみました。 スポ ...
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『赤光』 斎藤茂吉 全短歌一覧
2022/10/1
『赤光』は、斎藤茂吉のもっとも最初の歌集であり、近代短歌に新しい局面を開いた代表的な歌集の一つです。 『赤光』の短歌全首を掲載します。『赤光』の中の教科書にも掲載される『死にたまふ母』など主要な作品の ...
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斎藤茂吉の記事一覧目次と短歌テキストのご案内
2022/11/13
斎藤茂吉に関する記事の目次です。 歌人、斎藤茂吉に関すること、各歌集と一部歌集の全作品、代表的な作品の現代語訳と解説を探しやすいように、一覧にまとめます。
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歌集白桃・石泉・暁紅・小園・白き山・つきかげ他短歌解説記事一覧
斎藤茂吉の歌集『たかはら』以降の歌集、「白桃」「石泉」「暁紅」「白き山」「つきかげ」他の歌集の代表作品と、解説のある短歌の一覧です。 斎藤茂吉の代表作短歌で、解説済みである作品は下の通りです。 各歌を ...
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たえまなく激ちのこゆる石ありて生なきものをわれはかなしむ 斎藤茂吉
2021/5/19
たえまなく激(たぎ)ちのこゆる石ありて生(しょう)なきものをわれはかなしむ 斎藤茂吉 斎藤茂吉の第10歌集「白桃」は戦前に名を成した名歌集の一つ、そこから主要な代表作の短歌の現代語訳、解説と観賞を記し ...
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斎藤茂吉の兄弟を詠んだ短歌 北海道で医師の富太郎と再会
2020/11/10
斎藤茂吉の兄弟には、兄と弟、妹たちがいます。 斎藤茂吉が兄弟を詠んだ短歌には家族の関わり思わせる心に響く歌があります。特に北海道に医師の兄を訪ねて兄弟3人が再会した時の一連の歌が優れています。 斎藤茂 ...