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隣り間に噦して居るをとめごよ汝が父親はそれを聞き居る 斎藤茂吉
2021/6/20
隣り間に噦して居るをとめごよ汝(な)が父親はそれを聞き居る 作者は斎藤茂吉、第十五歌集『小園』より、代表作の短歌の解説と観賞を記します。 スポンサーリンク
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よる更けてふと握飯くひたくなり握飯くひぬ寒がりにつつ 斎藤茂吉
2021/12/27
よる更けてふと握飯くひたくなり握飯くひぬ寒がりにつつ 斎藤茂吉の短歌集『赤光』にあるおもしろい作品です。 斎藤茂吉の握飯の短歌をご紹介します。 スポンサーリンク
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氷きるをとこの口のたばこの火赤かりければ見て走りたり 斎藤茂吉
2023/7/25
氷きるをとこの口のたばこの火赤かりければ見て走りたり 斎藤茂吉の歌集『赤光』から主要な代表歌の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。 スポンサーリンク
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わが父が老いてみまかりゆきしこと独逸の国にひたになげかふ 斎藤茂吉の父の短歌・挽歌
2021/6/13
斎藤茂吉の父を詠んだ挽歌をご紹介します。 『赤光』の代表作である母を詠んだ「死にたまふ母」よりは、はるかに数は少ないものの、斎藤茂吉は二人の父を持ち、養父斎藤紀一との関わりは茂吉にとって大きなものでし ...
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斎藤茂吉の夢の短歌
2021/6/13
斎藤茂吉には、夢を詠んだ短歌がいくつもあります。 斎藤茂吉の夢の短歌をまとめてご紹介します。 スポンサーリンク
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いめのごとき薄き雲らも或る時は紅葉の紅き山にいさよふ 斎藤茂吉
2021/6/10
いめのごとき薄き雲らも或る時は紅葉の紅き山にいさよふ 斎藤茂吉『暁紅』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記します ...
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にはとりの卵の黄味の乱れゆくさみだれごろのあぢきなきかな 斎藤茂吉の梅雨の短歌
2021/6/8
短歌に詠まれるのは、美しい晴れた日ばかりではなく、斎藤茂吉は梅雨の憂鬱な風景もたくさん歌に詠んでいます。 斎藤茂吉の梅雨の短歌、梅雨の季節の周辺に詠まれた短歌をご紹介します。 スポンサーリンク
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うつせみのわが息息を見むものは窗にのぼれる蟷螂ひとつ 斎藤茂吉『小園』
2021/6/20
うつせみのわが息息を見むものは窗にのぼれる蟷螂ひとつ 作者は斎藤茂吉、第十五歌集『小園』より、疎開先の蔵座敷で蟷螂に話しかけるように詠まれた代表作の短歌の解説と観賞を記します。 スポンサーリンク
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秋づきて心しづけし町なかの家に氷を挽きをる見れば 「ともしび」斎藤茂吉
2022/11/13
秋づきて心しづけし町なかの家に氷を挽きをる見れば 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 スポンサーリンク
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斎藤茂吉と仏教 経からとった『赤光』の題名
2021/5/27
斎藤茂吉の短歌には仏教用語や、仏典に由来を持つ言葉がしばしば見られます。歌集『赤光』の題を含め、斎藤茂吉と仏教の関わりは、どのようなものだったのか、また仏教と関連の見られる短歌作品をまとめます。 スポ ...