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目のまへの雑草なびき空国にもの充つるなして雨ぞ降りゐる「ともしび」斎藤茂吉
2020/5/28
目のまへの雑草なびき空国にもの充つるなして雨ぞ降りゐる 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記 ...
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雪ぐもりひくく暗きにひんがしの空ぞはつかに澄みとほりたる/ともしび斎藤茂吉
2020/4/1
雪ぐもりひくく暗きにひんがしの空ぞはつかに澄みとほりたる 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併 ...
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スペイン風邪にかかった長崎滞在中の斎藤茂吉の短歌
2022/10/31
斎藤茂吉が長崎滞在中にスペイン風邪にかかったことはよく知られています。 コロナウイルスによる感染者が世界中で増え続けていますが、朝日新聞のコロナ関連の記事で斎藤茂吉のスペイン風邪の罹患にふれられていま ...
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斎藤茂吉のサイダーの短歌 肘折温泉 泡立ちて湧きくる泉の香を好しと幾むすびしつけふの日和に
2021/9/14
泡立ちて湧きくる泉の香を好しと幾むすびしつけふの日和に 斎藤茂吉が肘折温泉を訪ねた際に詠んだ短歌、歌碑にも刻まれているこの歌には、”茂吉が炭酸の出る温泉でサイダーを飲んだ時の歌”というエピソードがあり ...
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しづかなる峠をのぼり来しときに月のひかりは八谷をてらす/『ともしび』斎藤茂吉
2020/2/7
しづかなる峠をのぼり来しときに月のひかりは八谷をてらす 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記 ...
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うごきゐし夜のしら雲のなくなりて高野の山に月てりわたる/斎藤茂吉『ともしび』
2020/1/22
うごきゐし夜(よる)のしら雲のなくなりて高野(たかの)の山に月てりわたる 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 スポンサーリンク
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鼠の巣片づけながらいふこゑは「ああそれなのにそれなのにねえ」斎藤茂吉
2021/5/19 日めくり短歌
鼠の巣片づけながらいふこゑは「ああそれなのにそれなのにねえ」 という斎藤茂吉のおもしろい短歌があります。 ねずみ年の2020年、とはいっても、ネズミを普段の生活で見かけることはほとんどなくなりました。 ...
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沈黙のわれに見よとぞ百房の黒き葡萄に雨ふりそそぐ 斎藤茂吉『小園』代表作
2021/5/19
沈黙のわれに見よとぞ百房の黒き葡萄に雨ふりそそぐ 斎藤茂吉の短歌を一首ずつ鑑賞、解説しています。 この記事は、『小園』から主要な代表作「沈黙のわれに見よとぞ百房の」の短歌の解説と観賞です。 スポンサー ...
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斎藤茂吉『小園』より終戦後の悲哀を詠った作品
2021/5/22
斎藤茂吉の秋の短歌、終戦の年の秋に詠まれた短歌は、『小園』より「秋晴れの光となりて楽しくも実りに入らむ栗も胡桃も」を先の記事でご紹介しました。 その前後の秋の歌も、静かで胸を打つものが多く、こちらに続 ...
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秋晴れの光となりて楽しくも実りに入らむ栗も胡桃も/斎藤茂吉『小園』
2021/5/19
秋晴れの光となりて楽しくも実りに入らむ栗も胡桃も 斎藤茂吉の短歌を一首ずつ鑑賞、解説しています。 この記事は、『小園』から主要な代表作「秋晴れの光となりて」の短歌の解説と観賞です。 スポンサーリンク