かばんの会の見本誌『かばん』がアマゾンで無料で読めます。
短歌結社「かばんの会」は穂村弘や東直子、千葉聡(敬称略)ら他の著名な若手歌人が所属する自由な気風の短歌結社、選者欄や主催者もなく、退会後の再入会も自由ということで、現代短歌が好きな若い方にはぜひおすすめしたい結社です。
アマゾンで見本誌が買える他、無料でも読める方法をご紹介します。
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「かばんの会」とは
「かばんの会」は「かばん」は、中山明、小森須美、井辻朱美、黒崎政男、渋谷祐子、林あまり(敬称略)の6名が中心となって、1984年に創刊された短歌誌です。
選者欄もなく、主宰者というのもいないということなので、これまでの結社のような上下関係が薄いようです。
また退会後も再入会可能だそうです。一度参加してみるのもいいと思いますね。
実際の作風については、所属している歌人の名前を見ればわかると思うので、下にあげてみます。
「かばん」に所属している歌人
かばんに所属している歌人で、もっともよく知られている歌人は、穂村弘さんでしょう。
他にも私の好きなちばさと先生こと、千葉聡さん。
それから、亡くなってもファンが多くいる「パン屋のパンセ」の杉崎恒夫さん。
他にも、飯田有子、田中ましろ、雪舟えま、 山田航諸氏が所属する、と聞くだけで、作風や結社の雰囲気などは改めて伝えるまでもないでしょう。
「かばん」の由来
「かばん」という誌名は会員・鈴木照子の発案で、「何でも入る」かばんのイメージから命名されているそうです。
結社の名前からして、詩的で素敵ですね。
若い人ばかりなのかというと、詳しくはわかりませんが、杉崎恒夫さんが90歳で参加しておられたということで、前田夕暮の子息である前田透の「詩歌」のメンバーが参加したということなので、単に若い世代だけではないかもしれません。
人数は、2018年時点で、46人という情報がありましたので、こじんまりとした結社ではありますが、おそらく今後も参加する人が増えるのではないでしょうか。
若い方が多いだけに、発展が期待できる結社です。
かばんの見本誌は無料で読める
短歌誌の見本誌というのは、地方に住んでいると手に入れにくいものですが、かばんの場合、歌誌である雑誌の形をしたものは、アマゾンで500円で買えます。
ただ、アマゾンで500円で買うなら、「Kindle Unlimited」(キンドル アンリミテッド)の 無料期間に読むことをおすすめします。
利用料は月額980円ですが、初月は30日間無料なので、その間に好きな本を読んだ後、停止の手続きをすれば無料のままです。
そうすると、kindle版で、「かばん」が無料で読めるほか、岩波文庫版の万葉集全巻や、現代歌人の新鋭短歌シリーズを含め、他にも短歌の本が無料で読めるからです。
アマゾンで無料の本を読むには
アマゾンには「Kindle Unlimited」(キンドル アンリミテッド)という、和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスがあります。
利用料は月額980円なので、1か月に1~2冊以上読めば、まず元は取れます。
初月は30日間無料です。
申し込み後1ヵ月間は無料です。使わなければ、その間に停止の手続きをすれば無料のままです。
アマゾンで「¥0 Kindle Unlimited」が無料
アマゾンで表示される本のうち、赤線を引いた部分、「¥0 Kindle Unlimited」の表示のある本は、無料で読める本です。
特に、短歌関連の場合は、これが本当に無料でいいのかな、というような本が軒並み揃っていますので、一度無料期間中にご覧になってみてください。
本のサイズのタブレットがおすすめ
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パソコンでも携帯でも読めますが、本の大きさのKindle(キンドル)端末、タブレットというのがあれば、携帯より大きい画面で見られます。
文庫本よりも少し大きい程度の、新書のサイズで、手ごろなのでおすすめです。
いちばん小さい7インチサイズは、寝転がってかざせますし、軽いため本を読むのと同じ感覚で読めます。
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私はそれを2つ持っています。
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【Newモデル】Fire HD 10 タブレット ブラック (10インチHDディスプレイ) 64GB
これは家人が持っています。家人は老眼なので、文字が大きい方が詠みやすいそうです。
Kindle Unlimitedで読める歌集は、引き続きご紹介していきます。
ぜひ無料体験中にご覧ください。