今夜おすすめのテレビ番組は、日曜美術館「“決闘写真”を撮った男 林忠彦」。
林さんの名前を知らなくても、太宰治の写真や、坂口安吾を撮った写真家なのです。
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日曜美術館「“決闘写真”を撮った男 林忠彦」
著作権の関係で、写真は引けませんが、文学好きな人なら、太宰治が酒場のカウンターに座っている写真や、書斎にいる坂口安吾の写真を知らない人はいないでしょう。
その写真を撮ったのが、林忠彦さんという写真家です。
本日から「 生誕100年記念 林忠彦写真文学展 文士の時代―貌(かお)とことば」が開幕いたしました(~2019年2月23日、https://t.co/2jJtwayJls)。
明日、朝9時からの日曜美術館はその林忠彦を特集した「“決闘写真”を撮った男 林忠彦」です。→https://t.co/uwey3b8fTn— 日本近代文学館 (@bungakukan) 2018年12月8日
作家には写真嫌いの川端康成や谷崎潤一郎なども居て、撮影にはそれなりの苦労が伴ったようです。
その辺りのエピソード、「撮影秘話」も、林さんの息子さんで、同じくカ メラマンでもある林義勝さんが語ります。
放送日時
12月9日日曜
NHKEテレ1 午前9時00分~ 午前9時45分
番組内容
太宰治、坂口安吾、川端康成、谷崎潤一郎…日本を代表する作家たちの人物写真を撮り、素の姿を巧みに切り取った写真家・林忠彦。被写体に“決闘”を挑み続けた生涯に迫る。
今年生誕100年を迎えた林忠彦は、作家の懐に入り込み、数多くの人物写真をものにした。戦後、林がカメラを向けたのは市井の人々だった。復興に向け、たくましく歩む日本人の姿を写した写真には、林の優しい眼差しが満ちている。後半生、取り組んだのは風景写真。風景の中にも、かつてその場所に息づいていた人々の暮らしや営みを感じさせる写真に挑んだ。昭和の時代、生涯をかけ、「人間」を写した林。その哲学を紐解く。
【ゲスト】
写真史家…金子隆一
写真家…坂田栄一郎
それでは皆様でどうぞお楽しみください。