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しづみたる月の光はのこれども 踊のむれのもはやかなしき 宮沢賢治【日めくり短歌】

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しづみたる月の光はのこれども 踊のむれのもはやかなしき

きょう8月27日は、「銀河鉄道の夜」を記した作家、宮沢賢治の誕生日です。

きょうの日めくり短歌は、宮沢賢治の月の短歌をご紹介します。

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しづみたる月の光はのこれども踊のむれのもはやかなしき

読み:しずみたる つきのひかりは のこれども おどりのむれの もはやかなしき

作者:宮沢賢治

一首の意味

沈んでいった月の光はまだ残っているけれども、ほの暗い中に踊る人の群れは、もはやそこはかとなく悲しいものだ

村の祭りの風景。まだ明るいうちに始まったお祭りは活気のあるものでしたが、上った月が沈むにしたがって、風景が闇に近づいていく。

そうなると、祭りの笛や太鼓の根も哀調を帯びたものに感じられ、踊っている人の姿も悲しみを帯びて見えてくる。

目の前に見える風景と共に、繊細なこころの陰りを表すような宮沢賢治の歌です。

宮沢賢治プロフィール

詩人,童話作家,農芸科学者。岩手県花巻生れ。郷里の花巻農学校教諭となり,1924年詩集《春と修羅》,童話集《注文の多い料理店》を自費で出版、農学校退職後は農事指導に献身,農民に対する深い愛情と,日蓮宗の信仰に基づく深い宇宙観に貫かれた浪漫的な作品を書いた。
詩《雨ニモマケズ》,童話《風の又三郎》《銀河鉄道の夜》他が良く知られている。―コトバンクより

きょうの日めくり短歌は、宮沢賢治の月の短歌をご紹介しました。

それではまた明日!

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