しづみたる月の光はのこれども 踊のむれのもはやかなしき 宮沢賢治【日めくり短歌】  

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しづみたる月の光はのこれども 踊のむれのもはやかなしき 宮沢賢治【日めくり短歌】

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しづみたる月の光はのこれども 踊のむれのもはやかなしき

きょう8月27日は、「銀河鉄道の夜」を記した作家、宮沢賢治の誕生日です。

きょうの日めくり短歌は、宮沢賢治の月の短歌をご紹介します。

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しづみたる月の光はのこれども踊のむれのもはやかなしき

読み:しずみたる つきのひかりは のこれども おどりのむれの もはやかなしき

作者:宮沢賢治

一首の意味

沈んでいった月の光はまだ残っているけれども、ほの暗い中に踊る人の群れは、もはやそこはかとなく悲しいものだ

村の祭りの風景。まだ明るいうちに始まったお祭りは活気のあるものでしたが、上った月が沈むにしたがって、風景が闇に近づいていく。

そうなると、祭りの笛や太鼓の根も哀調を帯びたものに感じられ、踊っている人の姿も悲しみを帯びて見えてくる。

目の前に見える風景と共に、繊細なこころの陰りを表すような宮沢賢治の歌です。

 

きょうの日めくり短歌は、宮沢賢治の月の短歌をご紹介しました。

それではまた明日!

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