詩歌

おうい雲よ ゆうゆうと「雲」山村暮鳥の詩

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山村暮鳥の「雲」の詩について。秋晴れの日には思い出す「おうい雲よ」で始まるのどかな詩です。

山村暮鳥の「暮鳥」の由来と、暮鳥のお墓のある保和苑についてもお知らせします。

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「Cloud Nine」の意味

某作曲家のポピュラーなアルバムに「Cloud NO.Nine(クラウド・ナンバー・ナイン)」という曲があって、長いこと何のことだかわからないで聴いていた。

その曲自体は、ややゆっくりで特に明るいメロディアスな感じではなかった。

ふと今日友人が「Cloud Nine」と使ったので、文脈から成句だということを遅ればせながら知った。
「be on cloud nine」は、「9番目の雲の上にある」、転じて「とても幸福である」との意味らしい。

9という数は「苦」と同音であるため、日本ではあまり好まれないことのほうが多いが、一時「ナインライヴズ」という、やたら可笑しい商品名のペット用缶詰があった。

諺「A cat has nine lives.」(猫に九生)を考えると、そう悪い意味でもない気がする。「cloud ten」だったとすると、逆に「空に上って」しまって、よろしくないのかもしれない。

 

山村暮鳥の詩「雲」

考える途中に思い出した山村暮鳥の詩「雲」。

「雲」山村暮鳥

おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきさうぢやないか
どこまでゆくんだ
ずつと磐城平の方までゆくんか

「磐城平」というのは、福島県のいわきのこと。

「山村暮鳥」の筆名の由来

一方、「山村暮鳥」の筆名は「静かな山村の夕暮れの空に飛んでいく鳥」というところからつけられたものらしい。

読みは「やまむら ぼちょう」。

俳句の号のような響きの筆名となっている。

 

山村暮鳥の墓

山村暮鳥の墓は水戸市の保和苑というところにあります。

なぜ水戸にお墓があるのだろうと思ったら、山村暮鳥は水戸市内に転任後、そのまま療養をされていたということです。

保和苑についてはこちらの記事に。

水戸保和苑 6千株のあじさいの咲く寺に金子兜太句碑と山村暮鳥の墓







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