高校教科書に収録されている短歌を一覧にまとめました。
読み方や言葉の難しい古い時代の短歌の方には、わかりやすい現代語訳、語の注解と解説、文法と表現技法、解説と鑑賞のポイントも加えています。
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教科書の短歌
教科書に掲載された短歌を、近代短歌と現代短歌に分けて記します。
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このページは現代短歌のページです。
古い時代の短歌の解説はこちら
高校教科書の現代短歌掲載作品一覧 栗木京子,俵万智,寺山修司,大西民子
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生
栗木京子
この歌の解説を読む
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生/栗木京子/句切れ,体言止め解説
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
俵万智
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「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 俵万智 現代語訳
思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ
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思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ 現代語訳
他に
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふんかたを並べる
あいみてののちの心の夕まぐれ君だけがいる風景である
マッチ擦るつかのま海に海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
寺山修司
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司短歌代表作品
他に
君の歌うクロッカスの歌も新しき家具のひとつに数えんとする/寺山修司訳,句切れ,解説
一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを
作者:寺山修司
この歌の現代語訳と解説は下の記事に
一本の樫の木やさしその中に血は立ったまま眠れるものを 寺山修司
日のくれに帰れる犬の身顫ひて遠き沙漠の砂撒き散らす
大西民子