教科書の短歌

高校教科書の短歌 掲載作品一覧 近代短歌 正岡子規,斎藤茂吉他

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高校教科書に収録されている短歌を一覧にまとめました。
読み方や言葉の難しい古い時代の短歌の方には、わかりやすい現代語訳、語の注解と解説、文法と表現技法、解説と鑑賞のポイントも加えています。

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高校教科書の短歌

教科書に掲載された短歌を、近代短歌と現代短歌に分けて記します。

このページは近代短歌のページです。
読みたい歌をクリックすると、より詳しい解説のページに飛びます。解説は随時追加していきます。

斎藤茂吉の短歌

死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞こゆる

みちのくの母のいのちを一目みん一目みんとぞたたにいそげる

のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて足乳根の母は死にたまふなり

蚊帳のなかに放ちし蛍夕さればおのれ光りて飛びそめにけり

意味:
捕えてきて蚊帳の中に放した蛍が、夕方になってひとりでに光って飛び始めたのだよ

あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり

目のまへの売犬の小さきものどもよ生長ののちは賢くなれよ

 

島木赤彦の教科書の短歌

我が家の犬はいづこにゆきぬらむ今宵も思ひいでて眠れる

 

石川啄木の教科書の短歌

不来方のお城の草に寝ころび空に吸はれし十五の心

やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに

ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく

いのちなき砂のかなしさよ/さらさらと/握れば指のあひだより落つ

誰が見てもわれをなつかしくなるごとき長き手紙を書きたき夕べ

石川啄木「一握の砂」の短歌代表作品 現代語訳解説と鑑賞

 

与謝野晶子の短歌

その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな

なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな

若山牧水の短歌

白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

正岡子規の短歌

くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる

 

北原白秋

春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかと外の面の草に日の入る夕

昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の薮を出でて消えたり

白き犬水に飛び入るうつくしさ鳥鳴く鳥鳴く春の川瀬に





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