一番はじめに出会ったひとが好きになるペコちゃんだってかまわないもん セレンディピティの短歌  

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一番はじめに出会ったひとが好きになるペコちゃんだってかまわないもん セレンディピティの短歌

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一番はじめに出会ったひとが好きになるペコちゃんだってかまわないもん 杉崎恒夫『パン屋のパンセ』より

今日はセレンディピティの日。きょうの日めくり短歌は、セレンディピティの日にちなみ、偶然の出会いや出来事の短歌をご紹介します。

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セレンディピティの日

きょうはセレンディピティの日。

セレンディピティとは何かというと、一言でいうと、セレンディピティとは、「素敵な偶発的一期一会」のことです。

セレンディピティの意味と由来

セレンディピティとは、”予期しない素晴らしい出会いや予想外のものを発見すること、何かを探しているときに偶然別の価値あるものを見つけること”を意味します。

ペルシアのおとぎ話『セレンディップの三人の王子たち』を読んだ、イギリスの政治家・小説家ホレス・ウォルポールが、友人であるフィレンツェ駐在の英国公使に宛てた1754年1月28日付けの手紙のなかで、はじめて「セレンディピティ」という言葉を用いたことから広まったとされています。

由来からして、なんとグローバルな”出会い”に満ちていることでしょうか。

 

セレンディピティの短歌

セレンディピティの短歌として思いつくものはというと、タイトルにあげた次の短歌です。

 

一番はじめに出会ったひとが好きになるペコちゃんだってかまわないもん

作者は杉崎恒夫。歌集「パン屋のパンセ」より。

上の歌は、作者がいくつの時の作品かはっきりわかりませんが、ずっと歌を詠み続けた作者なので、70歳、あるいは、80歳代の時の作品かもしれません。

ユニークな「ペコちゃん」ですが、歌人が散歩の途中に見つける親近感のある”人”がペコちゃんだとすれば、老いの孤独感もそこはかとなく漂います。

明るくて、少しもの悲しい作品です。

関連記事:
「パン屋の「パン屋のパンセ」杉崎恒夫 「かばん」で培った軽やかな口語律の短歌

偶然と出会いを詠んだ短歌

他に、セレンディピティにちなみ、偶然の出来事や、出会いの短歌をあげておきます。

各歌の解説は、個々のリンクページをご覧ください。

約しある二人の刻を予ねて知りて天の粉雪降らしむるかな

作者 :岡井隆

約しある二人の刻を予ねて知りて天の粉雪降らしむるかな 岡井隆【日めくり短歌】

つり革の一つ一つが揺れていて出会いは偶然別れは必然

作者: 四方護

毎日歌壇10月22日号 加藤治郎 米川千嘉子他

 

ウグイスが鳴くを聞いたと告げおれば電話の相手は蝶見たと言う

作者: 草田礼子

朝日歌壇2018年5月6日

 

樫の実のひとり者にて終らむと思へるときに君あらはれぬ

作者: 川田順

川田順「老いらくの恋」の短歌【日めくり短歌】

 

あさがおが朝を選んで咲くほどの出会いと思う肩並べつつ

作者:吉川宏志

夏の恋愛の短歌10首 現代短歌より

きょう一日の間に、すてきな偶然の出会いがありますように。

きょうの日めくり短歌は、セレンディピティに関連して、「偶然の出会い」がテーマの短歌をご紹介しました。

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