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若山牧水と園田小枝子の恋愛と作品への影響 歌集「海の声」「別離」
2022/6/8
若山牧水には若山喜志子と結婚する前にも恋愛の経験がありました。その時の相手、園田小枝子との交流に際して詠んだ短歌作品は、いずれもよく知られている有名なものばかりです。 牧水の恋愛が作品にどう影響したか ...
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朝日新聞短歌時評 大辻隆弘「分断を越えるもの」の俵万智像
2023/1/26
今日の朝日歌壇の短歌時評に大辻隆弘さんが「分断を越えるもの」というタイトルで、俵万智の短歌を挙げていました
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ゆふされば大根の葉にふる時雨いたく寂しく降りにけるかも『あらたま』現代語訳 斎藤茂吉
2020/4/1
ゆふされば大根の葉にふる時雨いたく寂しく降りにけるかも は斎藤茂吉の『あらたま』の秀歌の一つとされており、斎藤茂吉の代表作にも数えられています。 この歌の解説と鑑賞を記します。
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草づたふ朝の蛍よみじかかるわれのいのちを死なしむなゆめ 斎藤茂吉『あらたま』
2021/6/29
草づたふ朝の蛍よみじかかるわれのいのちを死なしむなゆめ 斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表歌の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。 『あらたま』全作品の筆写は斎藤茂吉『あらたま』短歌全作 ...
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瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり 正岡子規
2022/9/24 正岡子規
瓶(かめ)にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり 正岡子規の代表作ともいわれる有名な短歌にわかりやすい現代語訳を付けました。 各歌の句切れや表現技法、文法の解説と、鑑賞のポイントを記し ...
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「パン屋のパンセ」杉崎恒夫 「かばん」で培った軽やかな口語律の短歌
2023/5/30
『パン屋のパンセ』という歌集を出版した歌人の杉崎恒夫さん、90歳になって読まれた短歌の作品の数々は、作者が世を去っても読まれ続けており、ファンが絶えません。 杉崎恒夫さんの魅力ある作品をご紹介します。
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死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる「死にたまふ母」斎藤茂吉『赤光』
2021/5/22
死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる 斎藤茂吉の代表作短歌集『赤光』の有名な連作、「死にたまふ母」の代表的なの歌の現代語訳と解説、観賞を記します。 『赤光』の歌一覧は、斎藤茂吉『赤光』短 ...
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あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり 『あらたま』斎藤茂吉短歌代表作
2021/4/13
あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり は斎藤茂吉の第二歌集『あらたま』の代表的な作品の一つです。 斎藤茂吉の短歌代表作の解説と観賞のポイントを記します。
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ふり灑ぐあまつひかりに目の見えぬ黒き蛼を追ひつめにけり 『あらたま』斎藤茂吉
2019/11/15
斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、当ブログのまるがまとめたものです。 他に佐藤佐太郎の「茂吉三十鑑賞」に佐太郎の抽出した一部の歌の解 ...
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斎藤茂吉『あらたま』短歌全作品 テキストのみ解説なし
2021/9/10
斎藤茂吉の第二歌集『あらたま』全作品です。便覧などにお使いください。 校正を通していないので抜けや誤字等あるかと思いますので、必要な際は歌集にてご確認ください。 現代語訳と解説は代表作品を集めた『あら ...
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「折々のことば」朝日新聞コラムより「集まれヨーグルト」 詩の言葉の不思議
2022/7/6 詩
朝日新聞一面の朝刊コラム「折々のことば」の今朝はおもしろかった。 とりあげられた今日の言葉は「あつまれ」。
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マンドラゴラに思い出す澁澤龍彦
2018/5/26
なぜか急にマンドラゴラのことが話題になったらしい。懐かしい名前なので、手持ちの本をあちこちめくってみた。
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ゆふ日とほく金に光れば群童は眼つむりて斜面をころがりにけり 斎藤茂吉『赤光』
2022/2/11
斎藤茂吉『赤光』から主要な代表作の短歌「ゆふ日とほく金に光れば群童は眼つむりて斜面をころがりにけり」の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。
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ダアリヤは黒し笑ひて去りゆける狂人は終にかへり見ずけり/斎藤茂吉『赤光』
2021/5/22
ダアリヤは黒し笑ひて去りゆける狂人は終にかへり見ずけり 斎藤茂吉『赤光』から主要な代表歌の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。
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金子兜太さんの俳句代表作品 戦後・現代俳句の旗手として革新
2022/6/16 俳句
朝日俳壇の選者、金子兜太(かねことうた)さんは98歳で逝去されました。 この記事では、金子兜太さんの代表作の俳句について記します。
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空を飛ぶ夢の意味と失声という症状 「空は言語の場」新宮一成「夢分析」
2020/7/9
先日友だちの書いた小説を読ませてもらった。その最初の部分に主人公が「紙を一切れ空から破る」というところがあった。詩を書くための紙だった。 つまり彼が空から破りとったもの、それは「ことば」であった。