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読売俳壇から~蝉の殻
2018/12/29 俳句
読売新聞の俳壇から。 蝉しぐれ藤沢周平生れし地 新潟市 山田彦徳 吉野には吉野の声や蝉時雨 姫路市 浜野正美 どちらもきれいな句。「蝉時雨」という言葉自体が、まだ私にはすてき過 ...
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古泉千樫の牛の歌 岡井隆の連作の解説
2020/8/16 古泉千樫
岡井隆氏は、動物の歌にあまり秀歌がないようにみえるのはなぜだろう、と問いを置いて、古泉千樫の『屋上の土』の牛の連作を引いている。
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五味保義の短歌 アララギ派の歌人
2020/9/30
五味保義(ごみやすよし)は土屋文明に師事したアララギ派の歌人です。 歌人として作歌に励む他にも、アララギ誌の発行、後進の指導に尽力しました。 五味保義氏の短歌の作品とプロフィールをご紹介します。
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「千の風になって」死者が生者を励ますという発想の歌詞
2021/12/4 詩
「千の風になって」の作者、新井満さんがお亡くなりになりました。 「千の風になって」は、英語の詩が、歌詞の原詩です。2007年には、英語の教科書にこの詩が掲載されたことがあります。 「千の風になって」の ...
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必要なもの 三浦朱門と息子太郎のエピソード
2020/7/1
知人のブログにリンクが引かれていたので、中村某という作家が金原(下の名は不明なのでこれも金原某としておこう)に、手紙をもらったという箇所を読んできた。 以下その引用。
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清水房雄の短歌~吉村昭の訃報に詠んだ歌
2022/11/7
知人のところで清水房雄の歌を読んできた。 吉村昭最期のさまを記事に読むあれも一つの生き方死に方
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其子等に捕らへられむと母が魂蛍となりて夜を来たるらし 窪田空穂
2023/6/5
窪田空穂(うつぼ)の歌が今日の新聞に載っていた。子どもの歌をたくさん残したという。
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あめつちにわれひとりゐてたつごときこのさびしさをきみはほほえむ 会津八一の短歌
2022/11/7
あめつちにわれひとりゐてたつごときこのさびしさをきみはほほえむ 会津八一の仏像を詠んだ短歌でよく知られる作品、仏像を「きみ」としたところに論議があります。 会津八一の短歌をご紹介します。
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吉野秀雄 妻の短歌「我が胸のそこひに汝の恃むべき清き泉のなしとせなくに」
2022/11/7
吉野秀雄は妻を病で失い、家族を結核ですべて亡くした八木重吉の妻登美子と再婚します。 吉野秀雄の妻登美子を詠んだ短歌と二人の出会いをご紹介します。
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「手紙」~鈴木敏史のやさしい詩「星の美しい村」
2023/9/9 詩
鈴木敏史(すずきとしちか)さんの「手紙」の詩、「星の美しい村」のご紹介です。 鈴木敏史さんは、童謡など児童文学に携わった長野県生まれの詩人、ひらがなの多い、やさしくあたたかい詩が、人々に読み継がれてい ...
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斎藤茂吉「歌集『ともしび』とその背景」岡井隆著
2021/5/22
斎藤茂吉の歌集「ともしび」に関しての岡井隆の考察。 岡井によると『赤光』『あらたま』そのあと作歌不振の時期の「つゆじも」以降の歌集は、後に日記から再構築されたものが多くあり、一方、病院の焼失という大事 ...
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かへり見る谷の紅葉の明らけく天にひびかふ山がはの鳴り 斎藤茂吉『赤光』
2021/5/22
かへり見る谷の紅葉の明らけく天にひびかふ山がはの鳴り 斎藤茂吉『赤光』から主要な代表歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。 『赤光』一覧は 斎藤茂吉『赤光』短歌一覧 現代語訳付き解説 ...
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月落ちてさ夜ほの暗く未だかも弥勒は出でず虫鳴けるかも 斎藤茂吉
2021/5/22
月落ちてさ夜ほの暗く未だかも弥勒は出でず虫鳴けるかも 斎藤茂吉『赤光』から主要な代表歌の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。 『赤光』一覧は 斎藤茂吉『赤光』短歌一覧 現代語訳付き解説と ...
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画期的な評伝『斎藤茂吉―あかあかと一本の道とほりたり』品田悦一著
2022/11/7
図書館で手に取ったら、近刊「斎藤茂吉 異形の短歌」の著者と同じ著者であった。 従来の短歌の解説書とは違うもので、たいへんおもしろかったが、言語学的なものの見方に、多少関心のある方でないとわかりにくい部 ...
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プライバシーポリシー
2024/12/2
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