「斎藤茂吉」 一覧

斎藤茂吉の妻輝子との関わり「幼な妻」の短歌と「あらたま」の諦観モチーフ

2020/08/08   -斎藤茂吉

斎藤茂吉の妻てる子との関わりはどのようなものであったのでしょうか。 一言で言うと、斎藤茂吉と妻は、結婚当初から仲の良い関係ではありませんでした。 その苦悩は斎藤茂吉の作歌にも大きな影響を与えています。 ...

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ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉『白き山』

2020/07/31   -斎藤茂吉
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ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉『白き山』から、疎開中に詠んだ最上川詠の中の主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 語の注解と塚本邦雄の注解も併記します。

ひがしよりながれて大き最上川見おろしをれば時は逝くはや【日めくり短歌】

最上川氾濫のニュース、今年はまだ台風も来ていないのに、各地で大雨による被害が伝わっており、大変心配なことです。 最上川は斎藤茂吉が、晩年たくさん歌に詠み、いわば、こころの友とした川です。 今日の日めく ...

斎藤茂吉の鰻の短歌とエピソード「あたたかき鰻を食ひてかへりくる道玄坂に月おし照れり」

2020/07/26   -斎藤茂吉

斎藤茂吉は、鰻好きで有名でした。 日記によるとウナギを食べた日は缶詰に至るまですべて記録されており、なんでも生涯に902回鰻を食べたとの記載があるそうです。 短歌にも折々鰻が詠まれた歌があります。斎藤 ...

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉の蝉の種類で斎藤茂吉が論争

2020/07/22   -斎藤茂吉

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」 芭蕉の有名な俳句に詠まれた蝉の種類は何蝉だったか。 斎藤茂吉の解釈が発端で論争になり、最終的に「ニイニイゼミ」だったということが判明していますが、蝉の種類以上に、斎藤茂吉 ...

わが生はかくのごとけむおのがため納豆買ひて帰るゆふぐれ 斎藤茂吉『つきかげ』

2020/07/11   -斎藤茂吉
 

「わが生はかくのごとけむおのがため納豆買ひて帰るゆふぐれ」 斎藤茂吉の短歌を一首ずつ鑑賞、解説しています。 この記事は斎藤茂吉最後の歌集『つきかげ』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 語の注解と ...

納豆の日にちなむ斎藤茂吉の納豆の短歌【日めくり短歌】

7月10日は納豆の日、昭和56年に関西地域限定の記念日として制定されたのが最初です。 納豆で思い出すのは、斎藤茂吉の納豆の短歌「わが生はかくのごとけむおのがため納豆買ひて帰るゆふぐれ」。 今日の日めく ...

木のもとに梅はめば酸しをさな妻ひとにさにづらふ時たちにけり【日めくり短歌】

梅雨にちなんで梅の短歌と言えば、梅花の歌がまだ記憶に新しいですが、今日の日めくり短歌は梅の花ではなくて、梅の実の方、それもまだ青い酸っぱい梅を詠んだ斎藤茂吉の短歌をご紹介します。 梅と幼い妻とがどうつ ...

永井ふさ子の短歌 斎藤茂吉との相聞の軌跡

2020/07/05   -斎藤茂吉
 

永井ふさ子は、斎藤茂吉と交際をしていた女性です。今でいうのなら、婚外恋愛の不倫という関係でしたが、二人の恋愛は、斎藤茂吉の生涯と作品に大きな影響を残しました。 また、二人の間での短歌のやりとりも素晴ら ...

アマビエと斎藤茂吉「この病癒えしめたまへ朝日子の光よ赤く照らす光よ」【日めくり短歌】

アマビエという妖怪がコロナ禍で人気となりました。古くから病除けとして民間で信仰されてきたもののようです。 今日の日めくり短歌は、病気とそのアマビエに思い出す「朝日子」のある斎藤茂吉の短歌のご紹介です。

半夏生とは?斎藤茂吉の蛸の短歌2首【日めくり短歌】

季節は半夏生、この日には、タコを食べるとよいとされています。 今日の「日めくり短歌は」、蛸の詠まれた斎藤茂吉の短歌を2首ご紹介します。

スペイン風邪にかかった長崎滞在中の斎藤茂吉の短歌

2020/03/22   -斎藤茂吉

斎藤茂吉が長崎滞在中にスペイン風邪にかかったことはよく知られています。 コロナウイルスによる感染者が世界中で増え続けていますが、朝日新聞のコロナ関連の記事で斎藤茂吉のスペイン風邪の罹患にふれられていま ...

泡立ちて湧きくる泉の香を好しと幾むすびしつけふの日和に/斎藤茂吉 肘折温泉

2020/03/18   -斎藤茂吉
 

泡立ちて湧きくる泉の香を好しと幾むすびしつけふの日和に - 斎藤茂吉が肘折温泉を訪ねた際に詠んだ短歌、歌碑にも刻まれているこの歌には、”茂吉が炭酸の出る温泉でサイダーを飲んだ時の歌”というエピソードが ...

鼠の短歌 鼠の巣片づけながらいふこゑは「ああそれなのにそれなのにねえ」斎藤茂吉

2020/01/12   -斎藤茂吉

ねずみ年の2020年、とはいっても、ネズミを普段の生活で見かけることはほとんどなくなりました。 斎藤茂吉のネズミの短歌を読むと、普段の暮らしの中にネズミがいた頃もあったことに気づかされます。 今回は、 ...

沈黙のわれに見よとぞ百房の黒き葡萄に雨ふりそそぐ 斎藤茂吉『小園』代表作

2019/12/05   -斎藤茂吉
 

「沈黙のわれに見よとぞ百房の黒き葡萄に雨ふりそそぐ」 斎藤茂吉の短歌を一首ずつ鑑賞、解説しています。 この記事は、『小園』から主要な代表作「沈黙のわれに見よとぞ百房の」の短歌の解説と観賞です。 語の注 ...

斎藤茂吉の秋の短歌『小園』より終戦後の悲哀を詠った作品

2019/12/05   -斎藤茂吉
 

斎藤茂吉の秋の短歌、終戦の年の秋に詠まれた短歌は、『小園』より「秋晴れの光となりて楽しくも実りに入らむ栗も胡桃も」を先の記事でご紹介しました。 その前後の秋の歌も、静かで胸を打つものが多く、こちらに続 ...

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