marutanka - 短歌のこと - 46ページ  

marutanka

俳句,解説,正岡子規

教科書の俳句

【解説】痰一斗糸瓜の水も間に合はず 正岡子規「絶筆三句」の意味

2022/9/19    , ,

痰一斗糸瓜の水も間に合はず 正岡子規の辞世の句、「絶筆三句」といわれる有名な一句です。 1896年に詠まれた「正岡子規の絶筆三句」の二句目の意味をご紹介します。

俳句,解説,正岡子規

教科書の俳句

【解説】糸瓜咲て痰のつまりし仏かな 意味 正岡子規の絶筆の俳句

2022/9/19    ,

「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」 正岡子規の俳句、絶筆三句と言われる一句について、意味と背景を解説します。

斎藤茂吉

覚悟していでたつ兵も朝なゆふなにひとつ写象を持つにはあらず「石泉」斎藤茂吉満州事変の短歌

2022/11/13  

覚悟していでたつ兵も朝なゆふなにひとつ写象を持つにはあらず 斎藤茂吉『石泉』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。この歌は、昭和8年満州事変の報を受けて、そののちの作者の感慨を詠んだ作品です。 この ...

若山牧水

若山牧水の代表作短歌10首

2022/10/24  

若山牧水の代表作といわれる短歌にはどのようなものがあるでしょうか。 愛唱される「白鳥は」「幾山河」他の若山牧水の代表作をご紹介します。

死にたまふ母

「死にたまふ母」連作のあらすじを知って理解を深めよう 斎藤茂吉作

2021/5/22  

『死にたまふ母』の連作49首は、斎藤茂吉の処女歌集『赤光』の短歌代表作です。 短歌の数は全部で全49首、時間順にあらすじを持って並んでいます。 この記事では、「死にたまふ母」のあらすじを示します。 短 ...

古今集

月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど 大江千里

2022/5/18    ,

月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 大江千里の古今和歌集と百人一首に採られた有名な和歌、現代語訳と句切れや係り結びの修辞法の解説、2つの解釈と鑑賞を記します。

和歌

思ひあらばむぐらの宿に寝もしなむひじきものには袖をしつつも 在原業平

2023/9/15    

思ひあらばむぐらの宿に寝もしなむひじきものには袖をしつつも 在原業平のひじきを詠んだ和歌、「伊勢物語」第3段「ひじき藻」にある歌の解説を記します。

ともしび

ぬばたまの夜にならむとするときに向ひの丘に雷ちかづきぬ 斎藤茂吉『ともしび』

2022/11/13  

ぬばたまの夜にならむとするときに向ひの丘に雷ちかづきぬ 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記し ...

万葉集

大君は神にしませば天雲の雷の上に廬せるかも 柿本人麻呂「万葉集」

2022/8/14    

大君は神にしませば天雲の雷の上に廬せるかも 柿本人麻呂の、天皇を詠った万葉集の代表的な短歌作品の現代語訳、句切れや語句、品詞分解を解説します。斎藤茂吉の「万葉秀歌」の評も付記します。

万葉集

雷神の少し響みてさし曇り雨もふらぬか君を留めむ 万葉集解説

2023/5/18    

「雷神の少し響みてさし曇り雨もふらぬか君を留めむ」万葉集の有名な恋の和歌より、雷の詠まれた短歌の問答歌、一連2首をご紹介します。 この歌は新海誠監督の映画「言の葉の庭」にも登場した和歌です。 今日の日 ...

現代短歌

マラソンの日の短歌 岡野弘彦【日めくり短歌】

2021/9/12    

9月12日は「マラソンの日」、ペルシア軍に勝ったアテネが、マラソンからアテネまで伝令を走らせたという出来事に基づきます。 きょうの日めくり短歌は、岡野弘彦のマラソンを走る場面を詠んだ短歌をご紹介します ...

古今集

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと 品詞分解と鑑賞文

2022/11/12    

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと 在原業平の古今和歌集の和歌、他に「伊勢物語」にも収録されている短歌の現代語訳と修辞法の解説、鑑賞を記します。

古今集

白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えなましものを 在原業平

2022/11/12    

白玉かなにぞと人の問ひし時露とこたへて消(け)なましものを 在原業平の新古今和歌集の和歌、他に「伊勢物語」にも収録されている短歌の現代語訳と修辞法の解説、鑑賞を記します。

季節の短歌

台風・野分の短歌 藤原定家 斎藤茂吉 島木赤彦他

2020/12/28    

台風の短歌、古来、台風は、「野分」(のわき・のわけ)と呼ばれてきました。 台風と思われる「野分」の詠まれた短歌を、藤原定家の他、斎藤茂吉、島木赤彦他の短歌作品からご紹介します。

斎藤茂吉

「桑の日」斎藤茂吉の桑の短歌【日めくり短歌】

2021/5/22    

9月8日は「桑の日」、福岡県のお茶屋さんが、桑のお茶に関連して制定されたそうです。 桑は養蚕業に欠かせない、蚕の飼料として、古くはなじみの深い植物であったようで、斎藤茂吉の短歌にも、桑を詠んだ短歌がた ...

アララギ

おりたちて今朝の寒さを驚きぬ露しとしとと柿の落ち葉深く 伊藤左千夫

9月7日は「白露」(はくろ)。二十四節気の1つ秋の気配が迫り、光によって白く見える露ができ始める頃とされています。 きょうの日めくり短歌は、伊藤左千夫の短歌「ほろびの光」をご紹介します。

error: Content is protected !!