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もの言はぬ四方の獣すらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ 源実朝
2022/11/7 源実朝
もの言はぬ四方の獣すらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ 源実朝の「金塊集」の有名な代表作の和歌より、親の心を歌った短歌の現代語訳と修辞法の解説、鑑賞を記します。
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万葉集とは 基礎知識まとめ
2023/1/30
万葉集とは古い時代の日本の和歌集のことです。 万葉集の内容と構成、歌風の特徴、代表的な歌人と作品、元号「令和」の解説を含めてわかりやすくお知らせします。
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庭草に村雨降りてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり 万葉集
2021/8/10
庭草に村雨降りてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり 万葉集の秋を感じさせる短歌です。「秋づく」を使った短歌を調べていて思い出しました。 きょうの日めくり短歌は、万葉集から秋の訪れを感じられる短歌をご紹 ...
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秋づきて心しづけし町なかの家に氷を挽きをる見れば 「ともしび」斎藤茂吉
2022/11/13
秋づきて心しづけし町なかの家に氷を挽きをる見れば 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記します。 ...
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住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ 藤原敏行朝臣
2021/5/27 百人一首
住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ 藤原敏行朝臣の古今和歌集と、百人一首の18番に収録されている和歌の現代語訳と修辞法の解説、鑑賞を記します。
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夏の恋愛の短歌10首 現代短歌より代表的なものをご紹介
2022/8/15 恋の歌
夏の短歌、夏に詠まれた恋愛の短歌にはどのような歌があるでしょうか。 現代の短歌から集めてみました。 夏の恋愛の短歌をご一緒に鑑賞しましょう。
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麦わら帽子の短歌【日めくり短歌】
麦わら帽子、今では懐かしいものとなりつつありますが、夏を象徴するアイテムでもあります。 麦わら帽子の短歌をご紹介します。
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与謝野晶子の代表作品一覧 情熱の歌人5万首の短歌と詩
2022/6/2
与謝野晶子は、短歌集『みだれ髪』の他、有名な詩「君死にたまふことなかれ」他多くの文章を残した、近代短歌を代表する歌人です。 与謝野晶子の短歌の代表作品を、現代語訳と共に示します。
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「君死にたまふことなかれ」作者与謝野晶子の意味と現代語訳
2022/8/13
「君死にたまふことなかれ」は与謝野晶子の弟をうたう有名な詩です。 この詩は旅順攻囲軍の中にいた与謝野晶子自身の弟を思って書かれたものです。 「君死にたまふことなかれ」の詩の現代語訳と解説を提示します。 ...
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ツェッペリン伯号が飛んだ日 斎藤茂吉の飛行船の歌【日めくり短歌】
2021/5/22 日めくり短歌
8月19日は、ドイツの飛行船ツェッペリン伯号が、日本に立ち寄った日です。 斎藤茂吉の歌集『赤光』に、飛行船の短歌を詠んだものがあります。 きょうの日めくり短歌は、斎藤茂吉の飛行船の短歌をご紹介します。
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露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことも夢のまた夢 豊臣秀吉【日めくり短歌】
露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことも夢のまた夢 8月18日は、豊臣秀吉の亡くなった日、「太閤忌」。 豊臣秀吉が自ら詠んだ、辞世の短歌をご紹介します。
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お盆の墓参りの短歌 古泉千樫の作品より【日めくり短歌】
墓参りはお盆にすることのひとつですが、今年は新型コロナの影響の他、酷暑のために延期した方もおられるかもしれませんね。 墓参りを歌に詠むときには、どのような場面や語彙が考えられるでしょうか。 きょうの日 ...
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もの食ひてこころなごまむふるさとに幾年ぶりか旅のごとく来て 帰省の歌【日めくり短歌】
2023/6/5 日めくり短歌
帰省はお盆の大切なイベントですが、今年は新型コロナの影響で、帰省のあり方も様変わりしています。 お盆に親戚に合えないというのは、お互いさびしい限りです。 きょうの日めくり短歌は、お盆の帰省にちなむ短歌 ...
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古泉千樫の原阿佐緒との相聞歌
2021/1/18 古泉千樫
古泉千樫の相聞歌は、結婚をした妻を詠んだものと、その後交際のあった原阿佐緒との交際を詠んだものがあります。 古泉千樫の相聞歌より、妻きよを詠んだものをご紹介します。
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折口信夫 釈迢空の短歌「戦ひに果てしわが子も聴けよかし」【日めくり短歌】
2023/7/5 日めくり短歌
戦ひに果てしわが子も聴けよかし。かなしき詔旨(みこと)くだし賜(た)ぶなり― 8月15日は終戦記念日、終戦を告げる玉音放送を詠んだ歌人に折口信夫、釈迢空がいます。 きょうの日めくり短歌は、折口信夫の終 ...
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斎藤茂吉の歌集解説『赤光』~『白き山』『つきかげ』まで各歌集の特徴と代表作
2020/9/16
斎藤茂吉の歌集で、一番有名なものは、最初の歌集『赤光』です。 その後の歌集は『あらたま』「つゆじも」、中期の歌集には「白桃」、晩年の代表作には「白き山」があります。 斎藤茂吉の歌集と各歌集の特徴、代表 ...