marutanka - 短歌のこと - 44ページ  

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古今集

心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花 凡河内躬恒

2024/2/23    

心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)の、百人一首にも採られた古今和歌集所収の有名な和歌、現代語訳と修辞法の解説、鑑賞を記します。

短歌全般

中原中也の亡くなった日中也忌 中原中也の短歌【日めくり短歌】

2022/10/27    

10月22日は詩人の中原中也の亡くなった日の「中也忌」です。 詩人が最初に短歌を詠む例は、萩原朔太郎などにもありますが、中原中也も13歳の頃から短歌を詠んでいました。 きょうの日めくり短歌は、中原中也 ...

詩歌

中原中也の短歌「生前発表詩篇」の「初期短歌」107全首

2022/5/18    

中原中也はダダイズムの詩人として詩作に入る前に短歌を詠んでいました。 13歳から詠み始め、15歳で友人たちと合同歌集「末黒野(すぐろの)」を刊行、30年の生涯で120首余りの作品が残っています。 中原 ...

古今集

六歌仙の百人一首の和歌と代表作短歌の現代語訳

2022/5/27    

六歌仙とは、古今和歌集の「仮名序」に記された6人の歌人を指します。 僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大伴黒主のうち、大伴黒主以外の歌人の短歌は百人一首にもその作品の和歌が採られていま ...

古今集

六歌仙とは 現代語訳付き解説

2022/11/2    

六歌仙とは、古今和歌集の最初にある「仮名序」に記された、6人の歌人、僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大友黒主を指す言葉です。 紀貫之が六歌仙の6人それぞれに記した歌人の評を現代語訳を ...

短歌全般

明かりと灯火の短歌 斎藤茂吉・石川啄木他 あかりの日【日めくり短歌】

2021/10/21    

10月21日は「あかりの日」。 1879年(明治12年)のこの日、アメリカの発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison、1847~1931年)が世界で初めて実用的な白熱電球を完成させたことか ...

万葉集

磯城島の日本の国に人二人ありとし思はば何か嘆かむ【万葉集】

2022/8/14  

磯城島の日本の国に人二人 ありとし思はば何か嘆かむ 作者は不詳、万葉集でよく知られる相聞の短歌の一首、「人二人」はこの時代には独創的な表現の短歌、現代語訳、句切れや語句、品詞分解を解説します。

万葉集

磯城島の大和の国は言霊の助くる国ぞま幸くありこそ 柿本人麻呂【万葉集】

2022/8/14    

磯城島の大和の国は言霊の助くる国ぞま幸くありこそ 柿本人麻呂の遣唐使を送る際に、「言霊」を詠って無事を祈る万葉集の代表的な短歌作品の現代語訳、句切れや語句、品詞分解を解説します。

万葉集

しきしまの大和の国は言霊のさきはふ国ぞまさきくありこそ 言霊信仰の万葉集の和歌

2022/11/13  

言霊、ことだまとは「声に出して言う事によってそれが実現する」という意味の不思議な言葉です。 万葉集にはこの「言霊」を使った歌が、3首あります。 言霊の意味と、言霊につながる「祝」や「寿」の言葉の由来、 ...

万葉集

秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ 天智天皇

2022/11/13  

10月17日は神嘗祭、天皇が育てた稲を神様に捧げるお祭りの日です。 「万葉集」には稲作に関する歌は五十あります。 きょうの日めくり短歌は、そのうち最も有名な天智天皇の和歌「秋の田のかりほの庵の苫をあら ...

百人一首,代表作,有名,和歌,短歌,歌人,現代語訳,句切れ

百人一首

陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに 河原左大臣

2022/6/30    

陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに 河原左大臣の有名な恋の和歌、新古今和歌集と伊勢物語、百人一首に採られた短歌の現代語訳と句切れ、修辞法の解説と鑑賞を記します。

赤光

神無月空の果てよりきたるとき眼ひらく花はあはれなるかも 斎藤茂吉『赤光』

2021/5/22  

神無月空の果てよりきたるとき眼ひらく花はあはれなるかも 斎藤茂吉『赤光』から主要な代表歌の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。 『赤光』一覧は 斎藤茂吉『赤光』短歌一覧 現代語訳付き解説 ...

短歌全般

北へ走る鉄路に立てば胸いづるトロイカもすぐ我を捨てゆく 鉄道の短歌

2022/10/27    

鉄道と電車や汽車の短歌、10月14日は「鉄道の日」大正11年に制定されました。 古くから人々の生活と共にある駅や電車、今日の日めくり短歌は鉄道に関する短歌を集めてみました。

教科書の短歌

橘曙覧の短歌代表作「独楽吟」全52首

2022/6/13  

橘曙覧(たちばなあけみ)は江戸時代の歌人、「たのしみは」で始まる一連の短歌「独楽吟」が、大変良く知られています。 橘曙覧の有名な短歌代表作「独楽吟」52首をご紹介します。

短歌全般

橘曙覧「独楽吟」たのしみはまれに魚煮て児ら皆がうましうましといひて食ふ時【日めくり短歌】

2021/10/13    

橘曙覧(たちばなあけみ)の亡くなった日は、きょう10月13日です。 江戸時代の歌人で「楽しみは」で始まる一連の短歌「独楽吟」が、大変良く知られています。 橘曙覧の有名な短歌と、橘曙覧がどんな人だったの ...

詩歌

分け入つても分け入つても青い山 種田山頭火【日めくり短歌】

2022/4/21    ,

今日10月11日は、種田山頭火の亡くなった日である、山頭火忌です。 山頭火は全国を放浪しながら自由律俳句の俳句を詠んだ俳人です。 種田山頭火の有名な俳句と、自由律俳句、山頭火がどんな人だったのかをご紹 ...

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