maru - 短歌のこと - 34ページ  

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アララギ

「幾たびも雪の深さを尋ねけり」の意味  正岡子規は病床で俳句や短歌を詠み続けた

2022/10/11    

「幾たびも 雪の深さを 尋ねけり」の俳句の作者は誰か、というのが、テレビ朝日|Qさま!!で出題されました。 出演者の宇治原史規は「石川啄木」と答えて不正解。次の解答者の村井美樹が「正岡子規」と答え正解 ...

短歌全般

久葉襄の短歌

2021/8/3  

久葉襄という歌人に、節分の短歌がある。 遣らふべき鬼まだ棲まぬみどりごのほとりへも撒く四、五粒の豆 久葉襄さんの短歌作品をまとめます。

万葉集

万葉集の七夕の短歌 柿本人麻呂他98首 山上憶良 湯原王

2022/11/8    ,

万葉集に載っている七夕の短歌・和歌98首の一覧をこちらにまとめておきます。 万葉集以後の、現代短歌を含む七夕の短歌を読みたい方は、下の記事からご覧くださいね。

アララギ

下ふさのたかし来れりこれの子は蜂屋大柿吾にくれし子  正岡子規の柿の短歌 

2022/10/11    

正岡子規には、柿を詠んだ有名な俳句、柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺が知られています。 正岡子規には、柿を詠んだ短歌もありますが、これは短歌の弟子であった長塚節を詠んで贈られたものです。 正岡子規の柿の短歌 ...

季節の短歌

吾も亦(また)紅なりとひそやかに~吾亦紅われもこう一茶と虚子 吾亦紅の現代短歌

2018/9/22  

秋の草花である吾亦紅、地味な花ですが、俳句や短歌に古くから詠まれています。 吾亦紅の入った、俳句と短歌を集めてみました。  

アララギ

土田耕平の短歌 歌集「青杉」「一塊」より

2021/10/28  

土田耕平は島木赤彦に師事したアララギ派の歌人。歌集「青杉」「一塊」より、土田耕平の短歌を掲載します。

短歌全般

言分けの理論 読書は必要あなたの世界を変える 穂村弘

2020/11/29  

少し前の朝日新聞の読書欄に歌人の穂村弘さんが書いた文章を読んでいて思い出したことがあった。 番外編 読書は必要? あなたの「世界」を変えるかも 穂村弘

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詩歌

叫びたし寒満月の裂けるほど 冤罪の死刑囚の俳句

2018/12/29    

看護助手をしていた西山美香さんの再審決定のニュースを読んだ。当時西山さんは、滋賀県の病院で看護助手をしていたが、入院患者が亡くなり、西山さんが「呼吸器を外した」と自白。公判では無罪を主張したが最高裁で ...

短歌全般

犬の短歌 小池光 齋藤史他

2021/5/13    

犬の短歌、戌年を迎えるにあたって、思い出して探してみました。 現代短歌より3首の犬の歌をご紹介します。

アララギ

あら玉の年のはじめの七草を籠に植えて来し病めるわがため 正岡子規

2022/10/11    

あら玉の年のはじめの七草を籠(こ)に植えて来し病めるわがため は正岡子規の新年の短歌。 外に出られない子規のため、お弟子の歌人岡麓(おかふもと)が七草を植えて持ってきた、その鉢植えを詠んだ歌です。

短歌全般

遠白の意味 川遠白し~吉田正俊

2022/1/30  

川遠白く見下ろす山に若き僧のこころ鋭くなれば来にけむ 昭5 吉田正俊 高野山安居会で茂吉が激賞したという。「茂吉を学んで茂吉より特色ある作になっている。」(小谷稔)

アララギ

飯綱のすそ野を高み秋はれに空とほく見ゆ飛騨の雪山「あづさの霜葉 」伊藤左千夫

2020/10/23    

伊藤左千夫の短歌「あづさの霜葉」について、ご紹介します。 伊藤左千夫は、アララギ派の歌人、小説の「野菊の墓」を記したことでも有名です。 伊藤左千夫「あづさの霜葉」 伊藤左千夫に「あづさの霜葉」と題する ...

アララギ

伊藤左千夫の「九十九里詠」九十九里の波の遠鳴り日のひかり青葉の村を一人来にけり

2022/11/1    

九十九里の波の遠鳴り日のひかり青葉の村を一人来にけり 伊藤左千夫の故郷の海である千葉県九十九里浜を詠んだ短歌の一首、他に代表作連作の「九十九里詠」の現代語訳と解説・鑑賞を記します。

アララギ 石川啄木

石川啄木「悲しき玩具」の伊藤左千夫の感想と『あづさの霜葉』に見る左千夫の短歌特徴

2020/8/20    

伊藤左千夫に石川啄木の「悲しき玩具」の評をしたものがある。 これを読むと左千夫の啄木評のみならず、左千夫自身の短歌観も伝わってくるものがある。

和歌

月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬の多きに~良寛の歌

2024/2/15    

月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬の多きに 良寛のよく知られた短歌です。良寛和尚の代表的な短歌を3首ご紹介します。

アララギ 短歌全般

対象に時間を見る姿勢 正岡子規 庭前即景 島木赤彦 切り火

2021/4/28    

正岡子規 庭前即景他の解説です。 「一は細部を見ること、一は時間を見ること」「いずれも対象に時間を見ようとする姿勢がはっきりと出ている。」佐佐木幸綱「観賞日本現代文学」

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