maru - 短歌のこと - 25ページ  

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あらたま

しづかなる午後の日ざかりを行きし牛坂のなかばを今しあゆめる斎藤茂吉『あらたま』

2021/5/22  

斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記します。 他にも佐藤佐太郎の「茂吉三十鑑賞」に佐太郎の抽出 ...

近代短歌

吉野秀雄短歌集『寒蝉集』全作品

2022/11/7  

吉野秀雄短歌集『寒蝉集』の短歌作品です。

短歌全般

真命の極みに堪へてししむらを敢えてゆだねしわぎも子あわれ 吉野秀雄代表作短歌

2022/7/13  

真命の極みに堪へてししむらを敢えてゆだねしわぎも子あわれ 吉野秀雄の短歌集『寒蝉集』には、命が尽きようとする妻との愛の交歓を表す稀な短歌があることはよく知られています。 『寒蝉集』の他の短歌と併せて、 ...

万葉集

万葉集の七夕の和歌   柿本人麻呂 山上憶良他

2023/7/7    

万葉集の七夕の和歌は、関連の和歌を含めて130首以上あると言われています。 そのうち主に巻第10「秋の雑歌」に98首あるものが代表的な七夕歌とされています。 万葉集の七夕の和歌についてまとめます。

万葉集

柿本人麻呂作の七夕歌 万葉集で斎藤茂吉が考えるもの

2022/8/25    ,

万葉集には、七夕を詠んだ短歌が98首あります。 そのうち前半は柿本人麻呂歌集にあるものです。この歌集には、人麻呂作とそうでないものが混在して収められていますが、その中から、斎藤茂吉が考える人麻呂作の七 ...

あらたま

電燈の光とどかぬ宵やみのひくき空より蛾はとびて来つ 斎藤茂吉『あらたま』

2020/10/21  

電燈の光とどかぬ宵やみのひくき空より蛾はとびて来つ 斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。 斎藤茂吉がどんな歌人かは下の記事 斎藤茂吉の作品と ...

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あらたま

卓の下に蚊遣の香を焚きながら人ねむらせむ処方書きたり『あらたま』代表作短歌 斎藤茂吉

2021/1/13  

卓の下に蚊遣の香を焚きながら人ねむらせむ処方書きたり 斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記しま ...

斎藤茂吉

斎藤茂吉 永井ふさ子を詠んだ歌集未収録作品に見る真情

2021/9/30  

斎藤茂吉には50代になってから知り合った、永井ふさ子という女性と恋人同士になりました。 恋愛中には、二人の相聞歌を含めて、たくさんの作品が残されましたが、公にできない交際での未発表作品がたくさん残され ...

ニュース

小島ゆかり「砂いろの陽ざし」第54回短歌研究賞 朝日俳壇新選者・高山れおなさん

2022/2/20  

第54回短歌研究賞は小島ゆかり氏「砂いろの陽ざし」(20首「短歌研究」平成29年11月号発表)に、朝日俳壇の新選者は高山れおなさんにそれぞれ決まりました。

斎藤茂吉

斎藤茂吉の『梁塵秘抄』摂取は北原白秋『雲母集』を通して行われた

2021/5/22    

『梁塵秘抄』は発見されたのが明治44年、その頃の短歌にも大きな影響を与えました。 斎藤茂吉の短歌集『あらたま』の中のいくつかの作品は、『梁塵秘抄』の影響があると茂吉本人が述べています。 また、類似の影 ...

石川啄木

石川啄木と橘智恵子 恋愛に似た思慕の相聞歌

2022/11/19  

石川啄木の短歌に詠まれたモデル、橘智恵子とはどのような人物なのでしょうか。 『一握の砂』から、石川啄木の恋愛の短歌、「相聞歌」を読んでいきたいと思います。

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あらたま

汗いでてなほめざめゐる夜は暗し現は深し蠅の飛ぶ音『あらたま』代表作短歌 斎藤茂吉

2020/3/31  

斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記します。 他にも佐藤佐太郎の「茂吉三十鑑賞」に佐太郎の抽出 ...

あらたま

うつつなるほろびの迅さひとたびは目ざめし鶏もねむりたるらむ『あらたま』斎藤茂吉

2021/5/22  

うつつなるほろびの迅さひとたびは目ざめし鶏もねむりたるらむ 斎藤茂吉『あらたま』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併 ...

文学

太宰治『走れメロス』の元となった「鎌倉自殺未遂事件」と親友山岸外史の友情

2024/2/15  

太宰治が、玉川への入水によって亡くなった日が桜桃忌と呼ばれています。 太宰治の死因は、情死による溺死、つまり自殺とされていますが、事前に多量の睡眠薬を飲んでいたなど、当時、疑問に思う人もいたようです。 ...

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季節の短歌

乳房の短歌 近代から現代短歌まで 与謝野晶子 中城ふみ子 道浦母都子 篠弘 高野公彦

2024/2/15  

こんにちは。まる@marutankaです。 少し前に歌集『乳房喪失』で知られた中城ふみ子の短歌を調べていました。 中城は乳がんの闘病を主題とした歌人ですが、そもそも女性の乳房に関連する短歌には、どのよ ...

詩歌

遊びをせんとや生まれけむ『梁塵秘抄』の遊びの本当の意味

2023/5/30  

「遊びをせんとや生まれけん」『梁塵秘抄』の有名な文句、意味は、「遊びをしようとして、わたしはこの世に生まれてきたのだろうか」ですが、この「遊び」とは何なのでしょうか。 『梁塵秘抄』とは何か、その中でも ...

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