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しづかなる峠をのぼり来しときに月のひかりは八谷をてらす/『ともしび』斎藤茂吉
2022/11/13
しづかなる峠をのぼり来しときに月のひかりは八谷をてらす 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記 ...
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防人に行くは誰が背と問ふ人を見るがともしさ物思ひもせず 表現技法/防人の歌
2023/5/30 防人歌
防人に行くは誰が背と問ふ人を見るがともしさ物思ひもせず 万葉集の有名な防人の歌の代表作品を解説・鑑賞します。また防人とは何か、東歌の特徴も併せて記します。
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節分の短歌・和歌 鬼と豆まき 藤原定家,橘曙覧,斎藤茂吉,与謝野晶子他
節分と豆まき、そして豆をもって払うとされる鬼の出てくる短歌や和歌にはどのようなものがあるでしょうか。 節分にまつわる短歌を探してみました。 藤原定家、橘曙覧、斎藤茂吉、与謝野晶子他の作品からご紹介しま ...
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うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき/小野小町 意味と解説
2022/11/15 小野小町
うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき 小野小町の有名な和歌、代表的な短歌作品の現代語訳と句切れと語句、小野小町の短歌の特徴と合わせて解説します。
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父母が頭かき撫で幸くあれていひし言葉ぜ忘れかねつる 防人の歌
2022/11/3 防人歌
父母が頭かき撫で幸くあれていひし言葉ぜ忘れかねつる 万葉集の有名な防人の歌の代表作品を解説・鑑賞します。また防人とは何か、東歌の特徴も併せて記します。
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『梁塵秘抄』「遊びをせんとや生まれけむ」の解釈と英訳 ピーター・マクミラン
2020/9/11
『梁塵秘抄』の有名な歌、「遊びをせんとや生まれけむ」のピーター・マクミランさんの英訳と、そのエピソードとが朝日新聞「星の林に」に掲載されていました。 たいへんわかりやすい訳です。さらに 訳者のマクミラ ...
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信濃道は今の墾道刈株に足踏ましなむ沓はけわが背 万葉集 夫婦愛の歌
2023/9/11
信濃道は今の墾道刈株に足踏ましなむ沓はけわが背 万葉集の14巻東歌の中の有名な相聞歌を解説・鑑賞します。 夫婦愛を伝える歌としてよく知られている作品ですが、沓を履くのは夫なのか馬なのか、解釈の違いと理 ...
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花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 小野小町
2024/1/29 小野小町
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 小野小町は百人一首にも選ばれた有名な歌人で、六歌仙の一人。 小野小町の代表的な短歌作品の現代語訳と句切れと語句、和歌の特徴と合わせて解説しま ...
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眞子さまの短歌「望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな」の意味
2021/4/10 歌会始
眞子さまが、歌会始めで詠まれた短歌の作品が、注目を集めています。 「望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな」の「月」は小室圭さんが記者会見で、眞子様をなぞらえて言った言葉であるのですが、「月」 ...
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うごきゐし夜のしら雲のなくなりて高野の山に月てりわたる/斎藤茂吉『ともしび』
2022/11/13
うごきゐし夜(よる)のしら雲のなくなりて高野(たかの)の山に月てりわたる 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。
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いづくにか船泊すらむ安礼の崎こぎ回み行きし棚無し小舟/高市黒人の名歌
2023/5/30
いづくにか船泊すらむ安礼の崎こぎ回み行きし棚無し小舟 高市黒人の有名な和歌、代表的な短歌作品の現代語訳と句切れと語句、黒人の短歌の特徴と合わせて解説します。 黒人の羈旅歌の詩情豊かな抒景歌の中でも、と ...
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第36回朝日歌壇賞に選ばれた短歌作品 2019年朝日新聞の投稿から
2023/1/14
第36回朝日歌壇賞2020年が決定しました。 朝日歌壇賞は、昨年1年間の入選作から、高野公彦,永田和宏,馬場あき子,佐佐木幸綱各氏の4名の選者がそれぞれ1首ずつを選ぶというものです。 選ばれた作品が、 ...
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歌会始の儀2020年 天皇皇后両陛下と一般の短歌作品一覧
2022/5/20 歌会始
歌会始の儀が16日皇居で開かれました。 天皇皇后両陛下の和歌と、他の皇族の方々の短歌、SNSでも話題になった眞子様の作品と一、般入選の高校三年生の篠田朱里さんの作品についてもお知らせします。
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歌会始の儀2020今年のお題は「望」16日午前10時半~
2022/5/20 歌会始
歌会始の儀が、16日皇居宮殿で開かれます。 天皇陛下、皇后陛下もご出席で、御製が披露されます。 歌会始の儀の模様は、NHKテレビ、ラジオでの放送、リアルタイムで、10時半からです。
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「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事」の英訳『英語で味わう万葉集』ピーター・マクミラン
2020/7/21 大伴家持
15日の朝日新聞のコラム「星の林に」にピーター・マクミランさんが大伴家持の「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事」を英訳したものが掲載されていましたので、こちらにご紹介します。 この歌のポイ ...
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古の人に我れあれや楽浪の古き都を見れば悲しき/高市黒人『万葉集』
2022/11/13
「古(いにしへ)の人に我れあれや楽浪(ささなみ)の古き都を見れば悲しき」 高市黒人の有名な和歌、代表的な短歌作品の現代語訳と句切れと語句、黒人の短歌の特徴と合わせて解説します。 羈旅歌の詩情豊かな抒景 ...