marutanka - 短歌のこと - 35ページ  

marutanka

教科書の短歌

いちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かんとす 正岡子規

2022/10/11    

いちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かんとす 正岡子規の代表作ともいわれる有名な短歌にわかりやすい現代語訳を付けました。 各歌の句切れや表現技法、文法の解説と、鑑賞のポイントを記します。

短歌全般

自然がずんずん 体のなかを通過する 山、山、山 前田夕暮の代表作短歌

2022/5/18    

「自然がずんずん 体のなかを通過する 山、山、山」 この印象的な短歌の作者は歌人、前田夕暮です。 きょう菜の花忌は、前田夕暮の命日、きょうの日めくり短歌は、前田夕暮の短歌をご紹介します。

教科書の短歌

昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の藪を出でて消えたり 北原白秋

2022/6/10    

昼ながら幽かに光る蛍一つ孟宗の藪を出でて消えたり 北原白秋の『雀の卵』収録のこの歌は、序文にある写生に始まる「象徴的筆法」の追求を実践する作品です。 一首の意味と表現技法について記し ます。

短歌, 掛詞,縁語, 序詞,本歌取り,解説

斎藤茂吉

斎藤茂吉の国語教科書の短歌一覧

2021/5/22  

斎藤茂吉の国語教科書に使われた短歌は、全部で1522首あるとの調査があります。戦前の教科書と戦後では採録された歌に違いがあります。 斎藤茂吉の教科書の掲載状況とその数、掲載された短歌作品をお知らせしま ...

古今集

色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞ有りける 小野小町

2022/11/15    

色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞ有りける  小野小町の有名な和歌、代表的な短歌作品の現代語訳と句切れと語句、小野小町の短歌の特徴と合わせて解説します。

赤光

この心葬り果てんと秀(ほ)の光る錐を畳に刺しにけるかも 斎藤茂吉

2022/4/29  

この心葬(はふ)り果てんと秀(ほ)の光る錐(きり)を畳に刺しにけるかも 斎藤茂吉『赤光』から主要な代表歌の解説と観賞です。このページは現代語訳付きの方です。

斎藤茂吉

ここに来て狐を見るは楽しかり狐の香こそ日本古代の香 斎藤茂吉の狐の短歌 

2021/5/22  

ここに来て狐を見るは楽しかり狐の香こそ日本古代の香 斎藤茂吉の狐を詠んだおもしろい短歌をご紹介します。 斎藤茂吉の晩年の最後の歌集『つきかげ』に収録されているものです。短歌の解説と鑑賞を記します。

no image

斎藤茂吉

『斎藤茂吉・愛の手紙によせて』 永井ふさ子が記した恋愛の記録

2021/9/30  

『斎藤茂吉・愛の手紙によせて』というのは、斎藤茂吉との交流をつづった、永井ふさ子氏の著書のタイトルです。 永井ふさ子氏は、斎藤茂吉の恋人であった人です。 『斎藤茂吉・愛の手紙によせて』の内容と、永井ふ ...

斎藤茂吉

文アル斎藤茂吉 人物像と他のキャラクターとの交流関係

2021/12/14  

文アルこと、文豪アルケミストの斎藤茂吉をちょっと見てみました。 斎藤茂吉の画像、アニメーションのキャラクターにはびっくり! それ以外は、結構史実に基づいているなという感じです。 文アルの茂吉のセリフ、 ...

斎藤茂吉

ふりさけて峠を見ればうつせみは低きに拠りて山を越えにき 斎藤茂吉

2021/5/22  

ふりさけて峠を見ればうつせみは低きに拠りて山を越えにき 斎藤茂吉の歌集『たかはら』にある短歌、峠の様子から人々の暮らしぶりをとらえた歌の鑑賞と解説を記します。

斎藤茂吉

うつつにしもののおもひを遂ぐるごと春の彼岸に降れる白雪 斎藤茂吉

2021/5/22  

うつつにしもののおもひを遂ぐるごと春の彼岸に降れる白雪 斎藤茂吉の歌集『暁光』にある美しい短歌です。 永井ふさ子との恋愛を背景に詠われた斎藤茂吉の春彼岸の短歌の鑑賞と解説を記します。

短歌, 掛詞,縁語, 序詞,本歌取り,解説

和歌の知識

和歌の修辞法をわかりやすく解説

2022/11/2    

和歌の修辞法、表現技法は、枕詞、掛詞、序詞、縁語が主なもので、他にも本歌どり、見立て、折句、体言止めがあります。 和歌の修辞法についてわかりやすく解説します。

百人一首

大江山いく野の道のとほければまだふみもみず天の橋立 小式部内侍

2023/8/18    ,

大江山いく野の道のとほければまだふみもみず天の橋 小式部内侍の百人一首に選ばれた有名な歌の解説、鑑賞をします。

和歌の知識

掛詞の和歌一覧

2022/11/18    

掛詞というのは、古文の和歌にたいへん多く使われる修辞法の一つです。 掛詞の定義と具体的な和歌の用例をあげ、見つけ方を解説します。

斎藤茂吉

陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ 斎藤茂吉の蔵王の短歌

2021/5/22  

陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ 斎藤茂吉の歌碑にも記された蔵王の短歌、斎藤茂吉の故郷の山、蔵王を詠んだ歌をご紹介します。

百人一首

こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ 藤原定家

2021/11/15    ,

こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ 権中納言定家、別名、藤原定家の和歌です。 藤原定家は百人一首を編纂した歌人の一人、百人一首に自ら選んだ、権中納言定家の有名な和歌を解説、鑑賞し ...

error: Content is protected !!