marutanka - 短歌のこと - 50ページ  

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アララギ

「夏さりにけり」の「さる」の意味は「夏が来る」中村憲吉【日めくり短歌】

2023/6/5    

「夏さりにけり」の言葉がある、「篠懸樹かげ行く女らが眼蓋に血しほいろさし夏さりにけり」の中村憲吉の短歌、この「夏さりにけり」はどのような意味でしょうか。 きょうの日めくり短歌は「さりにけり」と、その言 ...

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斎藤茂吉

ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉『白き山』

2021/5/22    

ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉『白き山』から、疎開中に詠んだ最上川詠の中の主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 語の注解と塚本邦雄の注解も併記します。

短歌全般

『ごん狐』の最後は改変されていた 新美南吉の短歌【日めくり短歌】

2023/5/10    

新美南吉は教科書にも掲載されている『ごん狐』の作者です。 新美南吉の誕生日は7月30日、忌日は貝殻忌と呼ばれる3月22日になります。 きょうの日めくり短歌は新美南吉の短歌と、南吉の代表作「ごん狐」にち ...

斎藤茂吉

ひがしよりながれて大き最上川見おろしをれば時は逝くはや【日めくり短歌】

2021/5/22    

最上川氾濫のニュース、今年はまだ台風も来ていないのに、各地で大雨による被害が伝わっており、大変心配なことです。 最上川は斎藤茂吉が、晩年たくさん歌に詠み、いわば、こころの友とした川です。 今日の日めく ...

文学

「乱歩忌」江戸川乱歩の命日にちなむ歌【日めくり短歌】

2020/8/22    ,

7月28日は江戸川乱歩の亡くなった日、乱歩忌です。 今日の日めくり短歌は、江戸川乱歩の探偵小説の登場人物である明智小五郎にちなむ、穂村弘氏の短歌をご紹介します。

スイカ,夏,短歌,夏休み,宿題

季節の短歌

スイカを詠んだ短歌 7月27日は「スイカの日」【日めくり短歌】

2022/8/16    

「スイカの日」にちなみ、今日の日めくり短歌は西瓜を詠んだ短歌をご紹介します。

斎藤茂吉

斎藤茂吉の鰻の短歌とエピソード「あたたかき鰻を食ひてかへりくる道玄坂に月おし照れり」

2021/5/22  

斎藤茂吉は、鰻好きで有名でした。 日記によるとウナギを食べた日は缶詰に至るまですべて記録されており、なんでも生涯に902回鰻を食べたとの記載があるそうです。 短歌にも折々鰻が詠まれた歌があります。斎藤 ...

石川啄木

石川啄木の家族と経済事情 盛岡中学退学の背景

2020/7/26  

石川啄木は歌集「一握の砂」で世に出るまでに、何度も挫折を経験しています。 その最初の大きな問題であった、盛岡中学校の退学ですが、その背景には啄木一家の経済的な事情があったと思われます。 石川啄木の退学 ...

石川啄木

血に染めし歌をわが世のなごりにてさすらいここに野にさけぶ秋 石川啄木【日めくり短歌】

2023/6/5    

血に染めし歌をわが世のなごりにてさすらいここに野にさけぶ秋 短歌雑誌「明星」に初めて掲載された石川啄木の短歌です。 今日の日めくり短歌は、石川啄木の歌集未収録の歌をお届けします。

石川啄木

石川啄木の妻堀合節子 天才歌人を支えた献身の生涯

2022/5/17  

石川啄木の妻、旧姓堀合節子は、啄木の亡くなった約1年後、28歳で啄木と同じ結核で亡くなりました。 天才歌人を献身的に支えた妻節子について、啄木の妻を詠んだ短歌を交えながらまとめます。

石川啄木

石川啄木の歌集の内容と特徴『一握の砂』『悲しき玩具』

2022/5/17  

石川啄木の歌集は生涯に2冊のみ、第一歌集が『一握の砂』、第二歌集が『悲しき玩具』、生前に刊行されたのは前の歌集で、『悲しき玩具』は啄木の逝去後に刊行されました。 それぞれの歌集の内容と特徴、代表作品を ...

斎藤茂吉

夜ふけてねむり死なむとせし君の心はつひに氷のごとし 芥川龍之介河童忌の短歌【日めくり短歌】

芥川龍之介の命日、河童忌は今日は7月24日です。 斎藤茂吉は医師としても、文学仲間としても芥川龍之介と交流がありました。 きょうの日めくり短歌は、河童忌にちなむ短歌として、斎藤茂吉の芥川龍之介を詠んだ ...

石川啄木

石川啄木のアニメ「啄木鳥探偵處」きつつきたんていどころが話題!

2023/10/19  

※広告を使用しています 石川啄木が登場人物のアニメ、「啄木鳥探偵處」(きつつきたんていどころ)が話題になっています。 石川啄木は探偵役で、親友の金田一京介と共に、難事件を解決するそうですよ。いったいど ...

教科書の俳句

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉の蝉の種類は?

2023/8/27    

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」 芭蕉の有名な俳句に詠まれた蝉の種類は何蝉だったか。 斎藤茂吉の解釈が発端で論争になり、最終的に「ニイニイゼミ」だったということが判明していますが、蝉の種類以上に、斎藤茂吉 ...

現代短歌

かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて誰をさがしにくる村祭 寺山修司

かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて誰をさがしにくる村祭 寺山修司の短歌でも、不思議な寓意に満ちた作品です。 きょうの日めくり短歌は、寺山修司の故郷青森に根差すだろう後年の歌からご紹介します。

石川啄木

石川啄木と芸妓小奴 北海道時代「忘れがたき人々」の女性

2024/2/15  

石川啄木の北海道時代、短歌に詠まれたモデルとなった人には、芸子の小奴他の女性がいます。 『一握の砂』から、石川啄木の恋愛の短歌、「相聞歌」を読んでいきたいと思います。

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