marutanka - 短歌のこと - 49ページ  

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斎藤茂吉

ペルセウス座流星群の日!斎藤茂吉の流れ星の短歌【日めくり短歌】

2023/6/5    

今夜は、ペルセウス座流星群が見られる日です。 きょうの日めくり短歌は、流れ星の短歌で思い出す、斎藤茂吉の短歌「むかう空にながれて落つる星のあり悲しめる身の命のこぼれ」をご紹介します。

教科書の短歌

向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ 前田夕暮

2022/7/14  

向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ 前田夕暮の歌集『生くる日に』の代表作短歌として知られる有名な歌、教科書にも掲載されている短歌の解説と鑑賞、現代語訳と句切れ、表現技法について記しま ...

現代短歌

一粒の向日葵の種まきしのみに荒野をわれの処女地と呼びき 寺山修司

一粒の向日葵の種まきしのみに荒野をわれの処女地と呼びき 寺山修司の世に出た最初の一連のもっとも冒頭に置かれた作品です。 きょうの日めくり短歌は、向日葵の短歌として、寺山修司の短歌をご紹介します。

短歌全般

歌人竹山広の長崎原爆の短歌 歌集『とこしへの川』より【日めくり短歌】

2021/8/10    

竹山広氏は長崎の原爆で被爆した体験を詠んだ歌人です。 76年前のきょう、原爆の投下により広島に次いで長崎でも多くの人が亡くなりました。 きょうの日めくり短歌は、『とこしへの川』より、竹山広氏の短歌をご ...

現代短歌

噴水の伸びあがりのびあがりどうしても空にとどかぬ手のかたちする【日めくり短歌】

2023/5/30    

朝日新聞の「うたをよむ」に噴水の短歌が紹介されていました。 真夏の暑い時に涼を感じさせる水の風景は、文字で読むだけでもこころよいものです。 きょうの日めくり短歌は、「うたをよむ」より噴水の短歌をご紹介 ...

斎藤茂吉

斎藤茂吉の妻輝子との関わり「幼な妻」の短歌と『あらたま』の諦観モチーフ

2021/5/22  

斎藤茂吉の妻てる子との関わりはどのようなものであったのでしょうか。 一言で言うと、斎藤茂吉と妻は、結婚当初から仲の良い関係ではありませんでした。 その苦悩は斎藤茂吉の作歌にも大きな影響を与えています。 ...

石川啄木

親孝行の短歌

2023/6/24    

今日8月8日は、親孝行の日。 88の重なりから「はは」、それと「はちはち」から「ちち」が導かれるからだそうです。 きょうの日めくり短歌は、親孝行にちなむ、石川啄木の有名な短歌「たはむれに母を背負ひてそ ...

新古今集

新古今和歌集の代表的な歌人

2022/11/14    

新古今和歌集の代表的な歌人は、どのような人たちでしょうか。 新古今和歌集の代表的な歌人と代表作を一覧にまとめます。

現代短歌

塚本邦雄の短歌代表作5首

2023/10/7    

塚本邦雄の誕生日は8月7日です。 先日訃報が伝えられた岡井隆と共に、前衛短歌において活躍しました。 きょうの日めくり短歌は、塚本邦雄の短歌代表作5首をご紹介します。

万葉集

うぐひすの卵の中にほととぎすひとり生まれて 高橋虫麻呂『万葉集』

2022/11/13    

うぐひすの卵の中にほととぎすひとり生まれて 高橋虫麻呂の、卵の「かい」と鶏の「かけ」の例を含む万葉集の和歌と斎藤茂吉の短歌をご紹介します。

現代短歌

わがカヌーさみしからずや幾たびも他人の夢を川ぎしとして 寺山修司

2022/6/14    

わがカヌーさみしからずや幾たびも他人の夢を川ぎしとして 寺山修司の有名な短歌代表作品の訳と句切れ、文法や表現技法について解説、鑑賞します。

季節の短歌

箸を持て我妻は我を育くめり仔とりの如く口開く吾は 島木赤彦 箸の日の短歌

2021/12/14    ,

箸を持て我妻(あづま)は我を育くめり仔とりの如く口開く吾は きょう、8月4日は箸の日。「箸」の短歌として思い出されるのが島木赤彦の短歌。 今日の日めくり短歌は、アララギ派の歌人島木赤彦の短歌他の箸の短 ...

現代短歌

あの夏のかぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ 小野茂樹【日めくり短歌】

2023/5/10    

あの夏のかぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ 現代短歌の相聞の歌としていちばんに思い出されるのは、この有名な短歌です。 作者小野茂樹氏は、結婚4年目の33歳のとき自動車事故で亡くなりました。 高 ...

アララギ

「夏さりにけり」の「さる」の意味は「夏が来る」中村憲吉【日めくり短歌】

2023/6/5    

「夏さりにけり」の言葉がある、「篠懸樹かげ行く女らが眼蓋に血しほいろさし夏さりにけり」の中村憲吉の短歌、この「夏さりにけり」はどのような意味でしょうか。 きょうの日めくり短歌は「さりにけり」と、その言 ...

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斎藤茂吉

ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉『白き山』

2021/5/22    

ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉『白き山』から、疎開中に詠んだ最上川詠の中の主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 語の注解と塚本邦雄の注解も併記します。

短歌全般

『ごん狐』の最後は改変されていた 新美南吉の短歌【日めくり短歌】

2023/5/10    

新美南吉は教科書にも掲載されている『ごん狐』の作者です。 新美南吉の誕生日は7月30日、忌日は貝殻忌と呼ばれる3月22日になります。 きょうの日めくり短歌は新美南吉の短歌と、南吉の代表作「ごん狐」にち ...

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