枕詞は短歌や和歌に使われる言葉で、それ自体に意味はなく、次の言葉を引き出す主に5文字の言葉をいいます。
枕詞とは何か、主要な枕詞を一覧に示し和歌の用例をあげながら解説します。
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枕詞とは
古い時代の和歌、短歌を鑑賞していて必ず出会うのが、「枕詞」(まくらことば)です。
もっともよく知られているのが母にかかる「たらちねの」、他にも夜にかかる「ぬばたまの」「うつせみの」など様々なものがあります。
和歌の修辞法一覧
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他にも
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反語を使った表現 古文・古典短歌の文法解説
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枕詞の定義
枕詞の役目と効果はこの記事の中で詳しく説明しますが、最初にわかりやすく一言で言うと、枕詞とは
枕詞の次に来る言葉(被枕)を強調するためのもの
といえます。
枕詞は辞書の定義では以下のように説明されています。
特に和歌に用いられる修辞法の一つ。一定の語句に冠してこれを修飾し、または語調を整える言葉
-https://dictionary.goo.ne.jp/
「枕詞」の用例
以下に枕詞の有名な用例をあげます。
試験によく出る枕詞として、マドンナ古文の荻野文子先生があげているのは下の枕詞とその歌です。
「枕詞」の用例1 試験によく出る和歌
久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
ぬばたまの夜のふけゆけば久木生ふる清き河原に千鳥しば鳴く
家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る
あらたまの年の三年を待ちわびてただ今宵こそ新枕すれ
天飛ぶや鳥にもがもや都まで送りまをして飛び帰るもの
たらちねはかかれとてしもむばたまのわが黒髪を撫でずやありけむ
-出典:「和歌の修辞法」荻野文子著より
・・・
「枕詞」の用例2 百人一首の和歌
枕詞は百人一首の和歌でも多く使われています。
枕詞を用いた百人一首の代表的な和歌は以下の通りです。
春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山
ちはやぶる神代も聞かず竜田川から紅に水くくるとは
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
3首目は上と同じです。
いずれもたいへん有名な歌ですので覚えておきましょう。
他の歌についてはこちらから
枕詞は5音が普通 4音・6音もある
枕詞の音数は5音が普通ですが、「そらみつ」のような4音、「さくらあさの」のような6音もあります。
どれが枕詞かということを知るには、識別が難しい場合がありますので、あらかじめ枕詞にどのようなものがあるのか一覧にざっと目を通しておくとわかりやすくなります。
枕詞と被枕
枕詞は必ず、それを引き出す言葉とセットになるものです。
その引き出される言葉のことを、被枕(ひまくら)といいます。
枕詞は、被枕と対にして覚えてください。
例:
- あしひきの(山)
- たらちねの(はは)
- あまざかる(ひな)
被枕は一種類とは限りませんので注意が必要です。
例:
- ぬばたまの(黒・よる)
- たまくしげ(箱・箱根)
- うつせみの(世・人)
枕詞の意味と訳
枕詞は、それ自体の意味がよくわからない、あるいは、意味がないとされているものがほとんどです。
現代語訳するときも、訳す必要がないものが多いのです。
例:
- そらみつ(大和)
- あしひきの(山)
- しろたえの(衣)
- ひさかたの(雲)
枕詞の役割と目的
枕詞は一定の語句の上につけて修飾したり、口調を整えたりするのに用いるというのが説明ですが、もう少し詳しく
枕詞の役割と目的をまとめると、下のようなことがあげられます
枕詞と次の言葉
枕詞と次の言葉では
- 種類が決まっていて、次の語(被枕)とセットになって用いられる
- 次の語を引き出す役目がある
- 次の語が出てくるまでのイメージを形作る
- 言葉と言葉の間に間をおいて、引き出す語のイメージを強める
次に引き出す語(被枕)がある
特に枕詞は、次に続く言葉とセットになって使われることが多いので、セットになる言葉が何かを知っておく必要があります。
なぜそのように使われているのかというと、短歌は古くは、現在のように紙に書かれて鑑賞することが目的ではなく、読み上げられて鑑賞される、「口誦(こうしょう)」が主な伝達の方法でした。
和歌の読み上げの間を取る
口誦というのは、古く短歌を文字ではなく、謡のように読んで伝えていたという意味です。
枕詞は、その口誦(こうしょう)時代には、一定の語句を引き出す役目をするために配置されたのです。
宮中の歌会始などを見ると、短歌が一語一語、現代からみるととてもゆっくりと歌を読み上げられています。
イメージを長引かせて強める
そういうときに「たらちねのー」というと、読み上げの間も、次に移る間にも、「次には『母』が来るのだな」と母のイメージを持ちながら聞き続けることができます。
「母」と二文字だけでいうよりも、「たらちねの母」と7文字にすれば、母のイメージを持つ部分がそれだけ長く、印象に強くなります。
つまり、枕詞は語の間に間をおくことができ、そのイメージを長引かせることができるのです。
「枕詞」とは、そもそもそういう決まった語句を引き出す役割と効果をはかって、使われたもののようです。
ですので、枕詞というのは、意味が何かではなくて、次に来る言葉が何かということ、何という言葉と一緒に用いられるかということの方が大切なのです。
枕詞の和歌全体の中での効果
枕詞の短歌全体の中での効果についても説明しておきます。
- 音調べの山場を作り出す
- 次にくる言葉にもったいをつけて、その部分を長く伸ばす
- 大切な言葉を前面に押し出す
ここは大切なところですので、「春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山」 の歌を例として説明しましょう。
枕詞の例 春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山
この歌の山場は、歌の中ほどにあります。
つなぎの役割をする枕詞
上の句、「春過ぎて夏きたるらし」は季節のことです。
下の句、「白妙の衣干したり天の香具山」は、目に実際に見える情景のことです。
下句は上の根拠、理由をあげているわけですが、上と下では、一見別々なものが詠まれています。
季節のことなのにいきなり洋服になってしまう。
その場合、「春が過ぎて夏になったようだ」の後にいきなり「衣」とせずに「白妙の」と入れることで歌がスムーズに進みます。
字数を増やして強調
「衣」は3文字の名詞で、57577の、5文字、7文字を単位としたときに、他の言葉より短いです。
その場合に「白妙の衣」とするだけで、字数が増え、全体を「衣」が占めるイメージが多くなります。
春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山
相することで、「衣」が強調され、枕詞は被枕とセットになることで、「白妙の衣」が歌全体の中でぐっと浮かび上がってきます。
これは文字で詠むとき以上に、歌を声で詠まれる、朗詠されるときに、最も大きな効果が出る部分なのです。
枕詞と序詞との違い
枕詞に似たものに、序詞(じょことば)というものがあります。
枕詞は、5文字の言葉ですが、序詞は単語ではなく、一つの言葉を導くための文節を言います。
文字数に決まりはありません。また決まった言葉でもないので、各歌の意味と構成から判断をすることとなります。
関連記事:
序詞とは 枕詞との違いと見分け方 和歌の用例一覧
主要な枕詞一覧
枕詞は、全部で千語を超すものがあると言われていますが、よく使われるものをあげると下の通りです。
右側に置いたのが、続く言葉です。
たとえば、最初の「あかねさす」は、「あかねさす」だけで終わるのでなくて、「あかねさす日」「あかねさす昼」というように、用いられるのが普通です。
枕詞 | 続く言葉 |
あかねさす | 日・昼・紫・君 |
あづさゆみ | 引く・張る(春)・射る・音 |
あしひきの/あしびきの | 山・峰 |
天ざかる | 日・鄙(ひな)・向かふ |
あらたまの | 年・月・日 |
あをによし | 奈良 |
石走る (いはばしる) | 垂水(たるみ)・滝 |
うつせみの | 命・世・人・命 |
唐衣 (からころも) | 着る・裁つ・かへす・紐・裾 |
草枕 (くさまくら) | 旅・度(たび)・結ぶ、結ふ・夕 |
敷島の (しきしまの) | 大和 |
白妙の (しろたへの) | 衣・袂・紐・帯・袖・たすき・雲・雪 |
そらみつ | 大和 |
玉の緒の (たまのおの) | 長き・短き・絶え・乱れ・継ぐ・惜し |
たらちね(垂乳根)の | 母・親 |
ちはやぶる | 神・宇治・氏(うぢ) |
ぬばたまの | 黒・夜・夕べ・夢・月・髪 |
ははそは(柞葉)の | 母 |
久方の (ひさかたの) | 天(あめ、あま)・雨・月・空・光 |
八雲立つ (やくもたつ) | 出雲(いずも) |
枕詞の用例
それぞれの枕詞の用例をあげます。
「あかねさす」の枕詞の例
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
「あかねさす→紫」にかかります
作者と出典
額田王 ぬかたのおおきみ 万葉集 1-20
現代語訳
紫草の生えているこの野原をあちらに行きこちらに行きして、野の番人がみとがめるではありませんか。あなたがそんなに私に袖をお振りになるのを
この歌の詳しい解説:
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る/額田王の有名な問答歌
「あづさゆみ」の枕詞の例
あづさ弓引けど引かねど昔より心は君に寄りにしものを
あづさゆみ→引く にかかります
作者と出典
作者は未詳 伊勢物語 24
現代語訳
あなたがわたしの心を引こうと引くまいと、昔からわたしの心はあなたに傾いていたのに
「あしひきの」の枕詞の例
あしひきの山のしづくに妹待つと我立ち濡れぬ山のしづくに
あしひきの→山 にかかります
作者と出典
大津皇子 万葉集(2-107)
現代語訳
山の雫にあなたが来るのを待っていて私は濡れてしまった その山のしずくに
この歌の詳しい解説:
あしひきの山のしづくに妹待つと我立ち濡れぬ山のしづくに 大津皇子
「天離る」の枕詞の例
天離る鄙(ひな)の長道(ながぢ)ゆ恋ひ来れば明石(あかし)の門(と)より大和島見ゆ
天離る→鄙(ひな)にかかります
作者と出典
・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)万葉集 255
現代語訳
西の地方からの長い道のりをたどって、都を恋しく思いながらやって来ると、明石の海峡から、あの懐かしい大和の山々が見えるよ
この歌の詳しい解説:
天離る鄙の長道ゆ恋ひ来れば明石の門より大和島見ゆ 柿本人麻呂
「あらたまの」の枕詞の例
あらたまの年行(ゆ)き返り春立たばまづわがやどにうぐひすは鳴け
あらたまの→年 にかかります
作者と出典
大伴家持 「万葉集」
現代語訳
年が改まって新しい春を迎えたなら、鶯よ、まずわが庭に鳴いてくれ
この歌の詳しい解説:
大晦日と年明けの短歌 万葉集と古今集他 大伴家持 紀貫之
「あをによし」の枕詞の例
あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり
あをによし→奈良 にかかります
作者と出典
小野老 「万葉集」巻三(三二八)
現代語訳
美しい奈良の京は、咲く花の匂うかのように今が盛りです
「石走る」の枕詞の例
石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも
石走る→垂水(たるみ) にかかります
作者と出典
志貴皇子(しきのみこ) 万葉集 巻8・1418
現代語訳
岩をほとばりし流れる垂水のほとりのさわらびが、芽を出す春になったことだ
この歌の詳しい解説:
石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも
うつせみの
うつせみの世は常(つね)なしと知るものを秋風(あきかぜ)寒み思(しの)ひつるかも
うつせみの→世 にかかります
作者と出典
大伴家持 巻三(四六五)
現代語訳
現実の世は常のなきものと知りながらも、秋風が寒く感じられるようになると、妻のことが思い出されるよ
「うつせみの・うつそみの」の枕詞の例
うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む
うつせみの→人 にかかります
作者と出典
大伯皇女 万葉集(2-165)
現代語訳
一人この世に生き続ける私は、明日からは弟の眠るあの二上山を弟として見続けよう
この歌の詳しい解説:
うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む
「唐衣・からころも」の枕詞の例
から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ
から衣→着る にかかります
作者と出典
在原業平(ありわらのなりひら) 古今和歌集 伊勢物語
現代語訳
唐衣を着なれるように、なれ親しんだ妻が都にいるので、はるかここまでやって来た旅のつらさを身にしみて感じることだ
この歌の詳しい解説:
から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ 在原業平
「草枕」の枕詞の例
家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る
草枕→旅 にかかります
作者と出典
有間皇子(ありまのみこ) 万葉集142
現代語訳
家にいれば器に盛る飯を、旅の途中なので椎の葉に盛るのだ
この歌の詳しい解説:
家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る 有間皇子
「敷島の・磯城島の」の枕詞の例
磯城島の大和の国に人二人ありとし思はば何か嘆かむ
草枕→旅 にかかります
作者と出典
作者不詳 巻13・3249
現代語訳
しきしまのこの日本のくにに、いとしいあなたが、二人あると思ったならば、どうしてこんなに嘆くでしょうか。二人といないあなたなので、そのあなたに会えないからこそ、こんなに悲しんでいるのです。
この歌の詳しい解説:
磯城島の日本の国に人二人ありとし思はば何か嘆かむ【万葉集】
「白妙の」の枕詞の例
春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山
白妙の→衣 にかかります
作者と出典
持統天皇 万葉集 1-28
現代語訳
春が過ぎて夏が到来したようだ 天の香具山に白い夏衣が干してあるのを見るとそれが実感できる
この歌の詳しい解説:
春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山/品詞分解と表現技法/持統天皇
「玉の緒の」の枕詞の例
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする
玉の緒=命
この歌では、「玉の緒の命」と使わずに、「玉の緒」をそのまま「命」の意味での代名詞として用いています
同様の例は「たらちね」などにもあります。
作者と出典
式子内親王(しょくしないしんのう) 百人一首89番 新古今和歌集
現代語訳と意味
わたしの命よ。絶えてしまうというなら絶えてしまっておくれ。生きつづけていたならば、恋心を秘めている力が弱って、秘めきれなくなるかもしれないので
この歌の詳しい解説:
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする/式子内親王
「たらちね」の枕詞の例
たらちねの母が手離れかくばかりすべなきことはいまだせなくに
たらちねの→母にかかります
作者と出典
万葉集:220 作者不詳
現代語訳と意味
生みの母を離れて以来こんなにどうしようもない思いは、いまだかつてしたことがなかったのに
この歌の詳しい解説:
「たらちね」の意味と垂乳根 の枕詞を用いた短歌の用例 万葉集他
「ちはやぶる」の枕詞の例
ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
ちはやぶる→神 にかかります
作者と出典
在原業平朝臣(
・百人一首 17・「古今集」294
現代語訳と意味
不思議なことが多かった神代にも聞いたことがない。龍田川が、水を美しい紅色にくくり染めにするなんて
この歌の詳しい解説:
ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは 在原業平
「ぬばたまの」の枕詞の例
ぬばたまの夜のふけゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く
ぬばたまの→夜 にかかります
作者と出典
万葉集 九二五・山部赤人(やまべのあかひと)
現代語訳と意味
夜がしだいに更けてゆくと、久木の生えている清らかな川原で千鳥がしきりに鳴いている。
他に
ぬばたまの夜にならむとするときに向ひの丘に雷ちかづきぬ 斎藤茂吉『ともしび』
「ははそは(柞葉)の」の枕詞の例
山ゆゑに笹竹の子を食ひにけりははそはの母よははそはの母よ
ははそはの→母 にかかります
作者と出典
斎藤茂吉『赤光』
夜がしだいに更けてゆくと、久木の生えている清らかな川原で千鳥がしきりに鳴いている。
現代語訳と意味
山であるので、笹竹の子を食べたのであった。幼い時の味にまたも思い出される母よ、逝ってしまった母よ
他に
星のゐる夜ぞらのもとに赤赤とははそはの母は燃えゆきにけり
「久方の」の枕詞の例
久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
久方の→光 にかかります
作者と出典
紀友則 古今和歌集
現代語訳と意味
日の光がのどかな春の日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散っていくのだろうか
この歌の詳しい解説:
久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 紀友則 修辞と解説
「八雲立つ」の枕詞の例
八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を
八雲立つ→出雲 にかかります
作者と出典
須佐之男命(すさのおのみこと)
現代語訳と意味
八雲立つ出雲の国を幾重にもとりまわしている雲ではないが、かわいい妻を籠らせるために、家の周りに幾重にも囲いを作るよ、その八重の囲いよ。
この歌の詳しい解説:
八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を 日本初の和歌の意味
他に
八雲さす出雲の子らが黒髪は吉野の川の沖になづさふ 柿本人麻呂
以上、枕詞とは何か、そして主要な枕詞の使われた短歌や和歌をご紹介しました。