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ひな祭りの短歌 雛人形を詠む近代・現代短歌の作品
2023/3/3 日めくり短歌
ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う伝統行事で、3月3日は桃の節句と呼ばれています。 きょうの日めくり短歌は、ひな祭りにちなむ有名な短歌をご紹介します。
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春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出立つをとめ 大伴家持『万葉集』
2023/8/28 大伴家持
春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出立つをとめ 大伴家持の万葉集の桃の花を詠んだ短歌として有名な作品です。 大伴家持の「越中秀吟」の冒頭に置かれた桃の花を詠った和歌作品の現代語訳、句切れと語句などを解説し ...
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千葉聡歌集『グラウンドを駆けるモーツァルト』【日めくり短歌】
2023/1/14 日めくり短歌
千葉聡先生の歌集『グラウンドを駆けるモーツァルト』とその短歌がきょうの朝日新聞の天声人語に紹介されました。 コロナ禍に影響される学生たちの様子、そして朝日新聞にリクエストを受けた受験の様子も詠まれてい ...
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暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた 斎藤史 二・二六事件の短歌
2021/3/7 日めくり短歌
「暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた」 二・二六事件は、2月26日に起きたクーデター未遂事件です。 歌人の斎藤史は、軍人であった父斎藤劉と幼馴染が関わったという立場で、この事件を ...
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斎藤茂吉の命日茂吉忌に読む追悼歌・挽歌【日めくり短歌】
2021/5/22 日めくり短歌
斎藤茂吉の命日、茂吉忌日は、2月25日です。 日本の代表的な歌人である斎藤茂吉の逝去に際し、多くの歌人が挽歌を詠みました。 きょうの日めくり短歌は、茂吉の挽歌をご紹介します。
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東風吹かば匂ひをこせよ梅の花主なしとて春を忘るな 菅原道真
2022/11/7 日めくり短歌
東風吹かば匂ひをこせよ梅の花主なしとて春を忘るな 菅原道真の代表作短歌として知られる作品の現代語訳と句切れ、文法や修辞の解説です。 2月25日の道真忌にちなみ、菅原道真の短歌をご紹介します。
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親に感謝の気持ちを伝える短歌・和歌 万葉集他【日めくり短歌】
2021/2/25 日めくり短歌
親に感謝の気持ちを伝える短歌は、よく質問されるトピックの一つです。 きょうの日めくり短歌は「親に感謝の気持ちを伝える日」にちなみ、父母に感謝の気持ちを表す短歌を探してみました。
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桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり 岡本かの子
2022/11/7
桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり 岡本かの子の短歌代表作として知られているのが桜を詠んだこの歌です。 岡本かの子の桜の短歌を解説・鑑賞します。
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小林多喜二『蟹工船』あらすじとプロレタリア短歌【日めくり短歌】
2021/9/13 日めくり短歌
小林多喜二の命日、多喜二忌。小林多喜二は、石川啄木を愛好、後にプロレタリア文学運動に参加しますが、拷問を受けて死亡したとされています。 きょうの日めくり短歌は、多喜二がなぜ死ななければならなかったのか ...
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岡本かの子をめぐる逸話 岡本太郎に一平が送った電報
2021/11/5
岡本かの子の命日、かのこ忌は2月18日です。 岡本かの子の夫は、岡本一平、息子は、岡本太郎です。妻と母の死に対し、父が息子太郎に送った電報が伝わっています。 岡本かの子の逝去をめぐる一家のエピソードを ...
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「つぎねふ山城女の木鍬持ち打ちし大根」古事記の大根の和歌と短歌
2021/2/17 日めくり短歌
「つぎねふ山城女の木鍬持ち打ちし大根根白の白腕枕かずけばこそ知らずとも言はめ」 古事記に大根の詠まれた歌が、今朝のテレビ番組で取り上げられました。 きょうの日めくり短歌は、「切り干し大根の日」にちなみ ...
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蜜柑の短歌 木下利玄 斎藤茂吉 石川啄木
2021/2/19 日めくり短歌
街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る きょう11月3日は果物のみかんの日。 冬の果物の代表である蜜柑を詠んだ短歌をご紹介します。 きょうの日めくり短歌は、「みかんの日」にちなんで、木下利玄 ...
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西行法師の百人一首の和歌 嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな
嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな 西行法師の百人一首の和歌です。 きょうの日めくり短歌は、西行忌にちなみ、西行の百人一首の和歌を鑑賞します。
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僧正遍照の代表作和歌 三十六歌仙の歌人
2023/5/10
僧正遍昭は、六歌仙、三十六歌仙の歌人の一人、小倉百人一首にも和歌が選ばれており、平安時代の代表的な歌人の一人です。 きょうは遍照の命日、2月12日、きょうの日めくり短歌は、僧正遍昭の代表的な和歌作品に ...
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倭は国のまほろばたたなづく青垣山籠れる倭しうるわし 倭健命【日めくり短歌】
2023/2/11 日めくり短歌
「倭は国のまほろばたたなづく青垣山籠れる倭しうるわし」、日本と大和である奈良の美しさを歌った倭健命 ヤマトタケルノミコトの古事記の中にある和歌です。 建国記念日のきょうの日めくり短歌は、日本古代の皇族 ...
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あたらしき背広など着て旅をせむしかく今年も思ひ過ぎたる 石川啄木
あたらしき背広など着て旅をせむしかく今年も思ひ過ぎたる 石川啄木の『一握の砂』の短歌代表作の一つとしてよく知られる一首です。 きょうの日めくり短歌は「服の日」にちなみ、石川啄木の背広の短歌をご紹介しま ...