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石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 志貴皇子
2021/8/10
石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 作者志貴皇子のこの歌は、万葉集の四季歌の代表的な作品で、斎藤茂吉も「万葉集中の傑作の一つ」と言っている短歌です。 現代語訳、句切れや語句、品詞分 ...
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檀一雄の辞世の句と短歌 命日夾竹桃忌【日めくり短歌】
檀一雄の忌日、夾竹桃忌は1月2日です。檀一雄は太宰治の親友の一人でもあった昭和の作家です。 今日の日めくり短歌は檀一雄の辞世の句2首と短歌1首をご紹介します。
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手に包む真玉のごときものありて生くる一年さやかにあらな 佐藤佐太郎の新年詠【日めくり短歌】
2022/11/7 佐藤佐太郎
手に包む真玉のごときものありて生くる一年さやかにあらな お正月の今日の日めくり短歌は佐藤佐太郎の新年詠2首をご紹介します。
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大晦日と年明けの短歌 万葉集と古今集他 大伴家持 紀貫之
2023/1/7 日めくり短歌
大晦日の短歌は「晦日歌」と呼ばれる一つです。晦日は各月の終りの日、中でも年末12月の最後の日は、特別な大晦日です。 きょうの日めくり短歌は大晦日の短歌をご紹介します。
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斎藤茂吉の初詣の短歌 息子茂太を連れて出羽三山に参拝
2021/5/22 日めくり短歌
斎藤茂吉の初詣の初詣のエピソードが朝日新聞の天声人語欄に紹介されました。 きょうの日めくり短歌は斎藤茂吉の初詣の短歌をご紹介します。
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牛年の短歌 万葉集・藤原定家・斎藤茂吉・現代短歌他
2022/9/1 日めくり短歌
牛を詠んだ短歌は、たくさんの歌があります。牛は古くから人々に親しまれてきた動物です。 今年は丑年、牛の短歌万葉集から近代短歌、現代短歌まで思い出すものを集めました。
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大形の被布の模様の赤き花今も目に見ゆ六歳の日の恋 石川啄木【日めくり短歌】
大形の被布の模様の赤き花 今も目に見ゆ 六歳の日の恋 石川啄木の「一握の砂」より朝日新聞の「折々のことば」に紹介された短歌です。 きょうの日めくり短歌は、石川啄木の短歌作品をご紹介します。
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斎藤茂吉の「おひろ」 悲恋が生んだ大作 全短歌現代語訳付
2021/5/22
斎藤茂吉の「おひろ」は歌集『赤光』に詠まれた女性で、茂吉と恋愛関係にあり実ることはありませんでしたが、悲恋は『赤光』の大作を生み出しました。 『赤光』の短歌連作『おひろ』の連作の短歌の現代語訳をつけて ...
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斎藤茂吉の恋愛相手「おひろ」44首短歌作品連作 別れの理由
2021/5/22
斎藤茂吉の「おひろ」は歌集『赤光』に詠まれた女性です。 おひろは斎藤茂吉の若い頃の恋愛の相手でもあったようです。この恋愛は実りませんでした。 『赤光』の短歌連作『おひろ』の背景と短歌現代語訳を別に提示 ...
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冬至と柚子湯の短歌 斎藤茂吉,土屋文明,岡井隆他
2021/12/23 日めくり短歌
冬至となりいよいよ寒さが身に迫ります。 きょうの日めくり短歌は、冬至を詠んだ斎藤茂吉、土屋文明、岡井隆他の短歌をご紹介します。
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うつせみの吾が居たりけり雪つもるあがたのまほら冬のはての日 斎藤茂吉
2021/3/18
うつせみの吾が居たりけり雪つもるあがたのまほら冬のはての日 斎藤茂吉の歌集『小園』の「冬至の日に」より、故郷を詠う代表作短歌の鑑賞と解説を記します。
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かへるでの赤芽萌えたつ頃となりわが犢鼻褌を自ら洗ふ 斎藤茂吉「小園」
2021/5/22
かへるでの赤芽萌えたつ頃となりわが犢鼻褌を自ら洗ふ 斎藤茂吉の短歌を一首ずつ鑑賞、解説しています。『小園』から、斎藤茂吉の主要な代表作の短歌の解説と観賞を記します。
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斎藤茂吉「おくに」短歌連作現代語訳 思慕と抒情
2022/3/9
斎藤茂吉の「おくに」は歌集『赤光』に詠まれた女性です。 おくには恋愛の相手ではなかったといわれますが、青年、斎藤茂吉の強い愛慕の念が伝わる一連です。
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三十六歌仙の歌人一覧と有名な作品
2023/4/30
三十六歌仙とは藤原公任(きんとう)の選んだ秀歌撰の歌人とその歌のことです。 三十六歌仙の歌人の名前と順番、各歌人の作品数と中でも有名な歌人とその作品を一覧で示します。
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忠臣蔵 浅野内匠頭と赤穂浪士の辞世の句の短歌【日めくり短歌】
忠臣蔵の赤穂浪士の辞世の句、短歌は、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の詠んだ「風さそふ花よりもなほ我はまた春の名残をいかにとやせん」が有名です。 きょうの日めくり短歌は、浅野内匠頭の辞世の句と赤穂浪士 ...
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はざまより空にひびかふ日すがらにわれは寂しゑ鳴沢のおと 斎藤茂吉『ともしび』
2022/11/13
はざまより空にひびかふ日すがらにわれは寂しゑ鳴沢のおと 斎藤茂吉『ともしび』から主要な代表作の短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方で、語の注解と「茂吉秀歌」から佐藤佐太郎の解釈も併記し ...