marutanka - 短歌のこと - 39ページ  

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万葉集,和歌,解説

万葉集

よき人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よよき人よく見つ 天武天皇

2021/2/4  

よき人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よよき人よく見つ  天武天皇が吉野の美しさをたたえた万葉集の歌、原文の「よし」の漢字は5種類が使われています。 なぜ、読みが同じでことごとく異なる漢字が当て ...

季節の短歌

立春の和歌・短歌【日めくり短歌】

2022/2/4    

立春の和歌と短歌、立春とは2月の4日頃。今年は4日が立春です。 和歌や短歌には、春が来たことを表す「春立つ」との言葉があります。 きょうの日めくり短歌は、立春の日にちなむ短歌をご紹介します。

教科書の俳句

赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐の俳句代表作の表現技法と感想

2022/7/7    

赤い椿白い椿と落ちにけり 作者、河東碧梧桐の教科書にも掲載される俳句の代表作。 この俳句の解釈は2通りありますが、ポイントは赤白の色彩にあります。 河東碧梧桐の俳句の代表作の解説を感想を交えて記します ...

季節の短歌

電話の短歌「3分間電話の日」【日めくり短歌】

2021/1/30    

電話の短歌、今では、電話は携帯が主流になってしまいましたが、黒電話、赤電話、そして、緑の公衆電話、家庭での電話と様々な移り変わりがありました。 きょうの日めくり短歌は「3分間電話の日」にちなみ、電話の ...

短歌全般

一番はじめに出会ったひとが好きになるペコちゃんだってかまわないもん セレンディピティの短歌

2021/1/28    

一番はじめに出会ったひとが好きになるペコちゃんだってかまわないもん 杉崎恒夫『パン屋のパンセ』より 今日はセレンディピティの日。きょうの日めくり短歌は、セレンディピティの日にちなみ、偶然の出会いや出来 ...

和歌

源実朝の有名な和歌10首選

2023/1/27    

源実朝は鎌倉時代の将軍にして、天性の歌人といわれた人物です。 歌集「金塊和歌集」より源実朝の代表作で有名な和歌作品を現代語訳付で紹介します。

本・歌集

藤沢周平の俳句 寒梅忌1月26日【日めくり短歌】

2023/1/26    

藤沢周平は小説家ですが、文学を始めたきっかけは俳句です。 短歌では、アララギの歌人長塚節の伝記小説「白き瓶」があります。 きょうの日めくり短歌は、藤沢周平の忌日、寒梅忌にちなみ、藤沢の俳句と「白き瓶」 ...

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百人一首

瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ 百人一首77番  崇徳院

2022/2/1    

瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ 百人一首に採られた崇徳院の有名な和歌、現代語訳と句切れや係り結びの修辞法の解説と鑑賞を記します。

季節の短歌

手紙と郵便の短歌 石川啄木,北原白秋,斎藤茂吉他【日めくり短歌】

2023/7/23    

手紙はかつて大切な通信手段でした。 和歌も古くは手紙に記されたり、手紙の代わりとして送られました。 きょうの日めくり短歌は、郵便制度施行記念日にちなみ、郵便と手紙の短歌をご紹介します。

短歌全般

ダリを詠んだ短歌 シュルレアリスムの画家の「柔らかい時計」【日めくり短歌】

2021/1/23    

ダリの忌日は今日1月23日、サルバドール・ダリはアンドレ・ブルトンと共にシュルレアリスム運動に広めた画家ですが、ダリの絵やその手法は、美術のみならず、多くの分野に多大な影響を与えました。 きょうの日め ...

短歌全般

川田順「老いらくの恋」の短歌【日めくり短歌】

2022/5/17    

川田順は「老いらくの恋」のエピソードで知られる歌人、テレビドラマや映画にもなりました。 きょうの日めくり短歌は、川田順の老いらくの恋の行方と短歌についてご紹介します。

万葉集

魂合はば相寝むものを小山田の鹿猪田禁る如母し守らすも【日めくり短歌】

2022/8/14    ,

魂合はば相寝むものを小山田の鹿猪田禁る如母し守らすも 令和の元号の考案者と言われる国文学者、中西進氏が対談中にあげた、万葉集の相聞、恋の歌2首をご紹介します。 朝日新聞「語る」の欄で先生が自ら取り上げ ...

季節の短歌

冬の恋愛の短歌  現代短歌と万葉集の雪の和歌【日めくり短歌】

2022/1/20    ,

冬の恋愛の短歌、今日は大寒と言われる日、一年で最も寒い頃ですが、心があたたまるような恋愛の短歌をご紹介します。

和歌

明恵上人の生活訓「あるべきようは」解説

2022/11/7  

明恵上人の「あるべきようは」は、明恵の人生訓・生活訓としてよく知られています。 明恵上人の思想を垣間見る「あるべきようは」について解説します。

和歌

「あかあかや月」明恵上人の短歌と明恵を詠んだ歌人【日めくり短歌】

2022/11/7    ,

明恵上人の和歌として有名なもの「あかあかや あかあかやかや あかあかや あかあかやかや あかあかや月」は、誰にとっても一度読んだら忘れられない歌です。 きょうの日めくり短歌は、アララギ歌人の間でもよく ...

万葉集,和歌,解説

万葉集

石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 志貴皇子

2021/8/10  

石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 作者志貴皇子のこの歌は、万葉集の四季歌の代表的な作品で、斎藤茂吉も「万葉集中の傑作の一つ」と言っている短歌です。 現代語訳、句切れや語句、品詞分 ...

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