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斎藤茂吉

こがらしも今は絶えたる寒空よりきのふも今日も月の照りくる 斎藤茂吉『石泉』

2021/5/22  

こがらしも今は絶えたる寒空よりきのふも今日も月の照りくる 斎藤茂吉の歌集『石泉』より主要な代表作短歌の解説と観賞です。 このページは現代語訳付きの方です。

斎藤茂吉

斎藤茂吉のこがらしの短歌 遠く遠く流るるならむ灯をゆりて冬の疾風は外面に吹けり【日めくり短歌】

2021/5/5    

斎藤茂吉のこがらしの短歌、今年も木枯らしの吹く季節となりました。 11月4日は木枯らし1号が観測され、気象庁によって発表されました。 きょうの日めくり短歌は斎藤茂吉の木枯しの短歌をご紹介します。

万葉集,和歌,解説

万葉集

見まく欲り思ひしなへにかづらかけかぐはし君を相見つるかも 大伴家持

2023/8/28    

見まく欲り思ひしなへにかづらかけかぐはし君を相見つるかも 大伴家持の万葉集の和歌で「かぐはし」と「かづら」を詠み込んだ和歌、作品の現代語訳、句切れと語句などを解説します。

百人一首

難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花 百人一首の序歌

難波津に咲くやこの花 冬ごもり今は春べと咲くやこの花 百人一首、新古今集のこの和歌は、百人一首を始める前の序歌といわれているものです。 今日の日めくり短歌は、天声人語に紹介されていた、「難波津に」の短 ...

教科書の短歌

街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る 木下利玄

2022/9/23    

街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る 木下利玄の冬を詠った短歌、現代語訳と品詞分解、句切れと修辞法を解説します。

近代短歌

北原白秋の短歌代表作品 人妻との恋愛事件で官能から法悦へ

北原白秋の短歌代表作品、日本の代表的な詩人である北原白秋は、また優れた歌人でもあります。 北原白秋の教科書に掲載され、広く知られている短歌を含めた短歌をご紹介します。

詩歌

蝶を夢む 萩原朔太郎

2021/3/10    

萩原朔太郎の誕生日は、11月1日。「朔」の字は一日の意味で、誕生日にちなんで名づけられました。 萩原朔太郎の詩作品より「蝶を夢む」について、鑑賞と感想を記します。

教科書の詩

こころ 萩原朔太郎の詩の解説と鑑賞

2022/7/21    

萩原朔太郎の誕生日は、11月1日。「朔」の字は一日の意味で、誕生日にちなんで名づけられました。 萩原朔太郎の詩作品より「こころ」について、鑑賞と感想を記します。

教科書の詩

ぎたる弾くひと 萩原朔太郎とマンドリン

2022/7/19    

萩原朔太郎の詩作品より「ぎたる弾くひと」について、鑑賞と解説、感想を記します。 萩原朔太郎の誕生日は、11月1日。「朔」の字は一日の意味で、誕生日にちなんで名づけられました。

斎藤茂吉

斎藤茂吉の息子たち 作家の北杜夫と精神科医斎藤茂太

2021/5/22  

斎藤茂吉の息子として有名なのが北杜夫さんと斎藤茂太さん。 北杜夫さんはどくとるマンボウの愛称で親しまれる作家、斎藤茂太さんは、その兄の精神科医です。 斎藤茂吉の子どもたちについてと、斎藤茂吉が子どもを ...

斎藤茂吉

斎藤茂吉の名言「なにかを光らせるには、光るまで磨くだけでいい」

2021/5/22  

斎藤茂吉の”名言”と言われるものには何があるのでしょうか。 斎藤茂吉の随筆、それと歌集のタイトルに関連する”名言”、短歌の理論である「歌論」といわれるものと、斎藤茂吉自身の短歌の名作からご紹介します。 ...

斎藤茂吉

虹たちし空もありつつ北ぐにのとほき横手のかたに雨降る 平福百穂を詠んだ斎藤茂吉の短歌

2021/5/22    

平福百穂(ひらふくひゃくすい)の命日は10月30日のきょう、平福百穂は日本画家ですが、アララギ派の歌人でもあり、斎藤茂吉をはじめ島木赤彦、中村憲吉他のアララギ派の歌人と交流、大きな影響を与えました。 ...

季節の短歌

ゆびというさびしきものをしまいおく革手袋のなかの薄明 手袋の短歌【日めくり短歌】

2022/10/27    ,

きょうは手袋の日、早くも朝晩は手を包むものが欲しくなりましたね。 「手袋」と聞くと、なんとなく気持ちが和らぐのはなぜなのでしょうか。 今日の日めくり短歌は、手袋の短歌をご紹介します。

万葉集

大津皇子 大伯皇女の万葉集の和歌まとめ 大津事件の悲劇

2022/8/14  

大津皇子と大伯皇女の万葉集の和歌の現代語訳と文法などの解説、これらの短歌の詠まれた背景にある大津皇子事件について記します。

万葉集

うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む 大伯皇女

2021/10/25  

うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟(いろせ)と我(あ)が見む 大伯皇女(おほくのひめみこ)が、謀反の罪に問われた大津皇子の葬りの後に詠んだ、万葉集の代表的な短歌作品の現代語訳、句切れや語句、品詞 ...

短歌全般

親思ふこころにまさる親心けふの音づれ何ときくらむ 吉田松陰の和歌

2022/10/27    ,

親思ふこころにまさる親心けふの音づれ何ときくらむ 吉田松陰の詠んだ和歌に、大変有名なフレーズを含む上の歌があります。 今日の日めくり短歌は吉田松陰の命日、松陰忌にちなみ、吉田松陰の短歌をご紹介します。

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