「 日めくり短歌 」 一覧

血に染めし歌をわが世のなごりにてさすらいここに野にさけぶ秋 石川啄木【日めくり短歌】

2020/07/25   -石川啄木
 

血に染めし歌をわが世のなごりにてさすらいここに野にさけぶ秋 短歌雑誌「明星」に初めて掲載された石川啄木の短歌です。 今日の日めくり短歌は、石川啄木の歌集未収録の歌をお届けします。

夜ふけてねむり死なむとせし君の心はつひに氷のごとし 芥川龍之介河童忌の短歌【日めくり短歌】

2020/07/24   -斎藤茂吉
 

芥川龍之介の命日、河童忌は今日は7月24日です。 斎藤茂吉は医師としても、文学仲間としても芥川龍之介と交流がありました。 きょうの日めくり短歌は、河童忌にちなむ短歌として、斎藤茂吉の芥川龍之介を詠んだ ...

かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて誰をさがしにくる村祭 寺山修司【日めくり短歌】

かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて誰をさがしにくる村祭 寺山修司の短歌でも、不思議な寓意に満ちた作品です。 きょうの日めくり短歌は、寺山修司の故郷青森に根差すだろう後年の歌からご紹介します。

石麻呂に吾れもの申す夏痩せによしといふものぞ 鰻とり食せ 大伴家持【日めくり短歌】

石麻呂に吾れもの申す夏痩せによしといふものぞ鰻とり食せ きょうは土用の丑の日、丑の日に食べるとされる鰻の和歌は万葉集にも見られます。 きょうの日めくり短歌は、大伴家持の鰻の和歌をご紹介します。

ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし 寺山修司 【日めくり短歌】

ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし 「東京東京東京…書けば書くほど恋しくなる」と詩文に記した寺山修司は、一方で上のような歌も詠んでいます。 きょうの日めくり短歌は、寺山修司の短歌作 ...

友のせて東京へゆく汽笛ならむ夕餉の秋刀魚買ひに出づれば 東京を恋いた寺山修司【日めくり短歌】

朝日新聞の天声人語に寺山修司の「東京東京東京…書けば書くほど恋しくなる」という詩文が掲載されていました。 少年時代の寺山は、文芸を通じて都会へのあこがれを膨らませていました。 きょうの日めくり短歌は、 ...

言の葉の上を這ひずり回るとも一語さへ蝶に化けぬ今宵は 岡井隆【日めくり短歌】

言の葉の上を這ひずり回るとも一語さへ蝶に化けぬ今宵は 10日に訃報が伝えられた歌人の岡井隆さん、前衛短歌運動など、戦後の短歌会をけん引されました。 これまでのたくさんの印象深い作品が思い起こされます。 ...

熊本を訪れた与謝野晶子の球磨川と阿蘇を詠んだ歌【日めくり短歌】

与謝野晶子が熊本を訪れた際に、球磨川を読んだ短歌が朝日新聞の天声人語で紹介されていました。 与謝野晶子は鉄幹と共に、昭和7年に熊本を訪れています。 熊本の人への応援の気持ちを込めて、与謝野晶子の短歌を ...

光放つ神に守られもろともにあはれひとつの息を息づく 永井ふさ子【日めくり短歌】

2020/07/05   -斎藤茂吉
 

光放つ神に守られもろともにあはれひとつの息を息づく 日経新聞の日経スタイルで、「万葉集から斎藤茂吉まで、恋の文でたどる思い」のタイトルのコラムで斎藤茂吉と永井ふさ子の恋愛が取り上げられました。 今日の ...

人生に付箋をはさむやうに逢ひまた次に逢ふまでの草の葉 大口玲子【日めくり短歌】

2020/07/04   -現代短歌
 

人生に付箋をはさむやうに逢ひまた次に逢ふまでの草の葉 今日の日めくり短歌は、現代短歌から大口玲子さんの短歌をご紹介します。

ひさかたの雨の晴れ間にいでて見れば青みわたりぬ四方の山々【日めくり短歌】

今日は束の間の梅雨の晴れ間。長雨が続く梅雨には、雨の上がる日は大変ありがたく思えます。 今日の日めくり短歌は、良寛和尚の梅雨の晴れ間の出てくる歌を2首、ご紹介します。

アマビエと斎藤茂吉「この病癒えしめたまへ朝日子の光よ赤く照らす光よ」【日めくり短歌】

2020/07/02   -斎藤茂吉
 

アマビエという妖怪がコロナ禍で人気となりました。古くから病除けとして民間で信仰されてきたもののようです。 今日の日めくり短歌は、病気とそのアマビエに思い出す「朝日子」のある斎藤茂吉の短歌のご紹介です。

半夏生とは?斎藤茂吉の蛸の短歌2首【日めくり短歌】

2020/07/01   -斎藤茂吉
 

季節は半夏生、この日には、タコを食べるとよいとされています。 今日の「日めくり短歌は」、蛸の詠まれた斎藤茂吉の短歌を2首ご紹介します。

雨に濡れし夜汽車の窓に映りたる山間の町のともしびの色 石川啄木【日めくり短歌】

2020/06/30   -石川啄木
 

「雨に濡れし夜汽車の窓に映りたる山間の町のともしびの色」 今日の日めくり短歌は、石川啄木の歌集「一握の砂」の中の作品です。 啄木が仕事のために移り住んだ函館を去るときの歌とされており、滞在した地への思 ...

明けくれに昔こひしきこころもて生くる世もはたゆめのうきはし 与謝野晶子【日めくり短歌】

「明けくれに昔こひしきこころもて生くる世もはたゆめのうきはし」 今日の日めくり短歌は、日本の古典の名作「源氏物語」にちなむ、与謝野晶子の短歌をご紹介します。 与謝野晶子は「源氏物語」を現代語訳、物語の ...

雨降ればわが家の人誰も誰も沈める顔す雨霽れよかし/石川啄木【日めくり短歌】

2020/06/28   -石川啄木
 

雨降ればわが家の人誰も誰も沈める顔す雨霽(は)れよかし 今日の日めくり短歌は、石川啄木の作品です。

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