古今・新古今集

古今和歌集と新古今和歌集の代表作品 仮名序・六歌仙・幽玄解説

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古今和歌集と新古今和歌集と同時代のその他の和歌・短歌の一覧ページです。

古今和歌集の仮名序や六歌仙、幽玄の例などを含め代表的な作品の解説です。

古今和歌集

古今和歌集には、紀貫之の序文がついています。

それが「仮名序」(かなじょ)というものです。

紀貫之が、みずからの和歌に対する考えを述べ、歌人の評を記したものです。

古今和歌集の仮名序とは紀貫之の序文 意味と内容解説 現代仮名遣い

紀貫之が古今集であげたその時代の歌人6人は「六歌仙」と呼ばれています

六歌仙とは 紀貫之の六歌人の評を現代語訳付で解説

六歌仙の歌人の歌は、一人を除いて百人一首にも選ばれています。

いずれも歌人の代表作となる作品です。

六歌仙の百人一首の和歌と代表作短歌の現代語訳

 

古今集の収録歌ともかぶる、百人一首についてはこちらから

百人一首の有名な代表作和歌20首!藤原定家選の小倉百人一首について

百人一首百人一首の和歌 全百首と解説ページインデックス

 

古今集の代表的な和歌の解説ページ

古今集の代表的な和歌の個別の解説ページを以下にご案内します。

現代語訳や文法解説、句切れや修辞、鑑賞のポイントを記載します。

わが庵は都のたつみしかぞすむ 世を宇治山と人はいふなり/喜撰法師

天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ/僧正遍昭

君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ/光孝天皇

久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 紀友則

袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ/紀貫之

玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする/式子内親王

式子内親王の恋の和歌代表作品 新古今和歌集と百人一首より

ほととぎす鳴くや五月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな/よみ人知らず

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる/藤原敏行朝臣

さつき待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする/詠み人知らず

有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし 壬生忠岑

月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど 大江千里

奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき 猿丸太夫

住の江の松を秋風吹くからに声うちそふる沖つ白波 凡河内躬恒

在原業平の和歌

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと 在原業平

から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ 在原業平

※上の歌の解説は、 在原業平「かきつばた」の和歌 でも読めます

白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えなましものを

ちはやぶる神世も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

千載和歌集より

夕されば野辺の秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里 藤原俊成

幽玄幽玄の意味を解説 古今集藤原俊成の和歌の美 例文あり

 

新古今集の代表的な和歌の解説ページ

古今集の代表的な和歌の個別の解説ページを以下にご案内します。

まずは、代表的な歌人については

新古今和歌集の代表的な歌人と作品 藤原定家,寂連,西行,式子内親王

藤原定家

藤原定家はこの頃の日本を代表する歌人の一人です。

その最も有名な和歌の一つが下の作品です。

見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ 藤原定家「三夕の歌」

他に

春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空 藤原定家

木の間よりもりくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり

藤原俊成女と寂連

風通ふ寝覚めの袖の花の香に薫る枕の春の夜の夢  藤原俊成女

寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ 寂蓮法師

 

西行法師の新古今和歌集他の作品

願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ/西行法師

※ 西行の桜の和歌まとめ 桜に重ねる自らの生の時間

心なき身にもあはれは知られけりしぎ立つ沢の秋の夕暮れ 西行

道の辺に清水流るる柳陰しばしとてこそ立ちどまりつれ 西行法師

青葉さへ見れば心のとまるかな散りにし花の名残と思えば

作品と解説ページは今後も追加していきます。







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