近代短歌の有名な歌人とその作品を一覧にまとめました。
近代短歌の各歌人別に代表的な作品をお知らせします。
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近代短歌の有名な作品
近代短歌の有名な作品を歌人別に一覧にまとめてお知らせします。
各歌の現代語訳と詳しい解説については個別ページでご覧ください。
※近代短歌についての他の記事は
正岡子規
正岡子規 まさおかしき 愛媛県 1867-1902
※正岡子規の代表作品まとめ
伊藤左千夫
伊藤左千夫 (いとうさちお)1864-1913 千葉県
※伊藤左千夫の代表作品まとめ
伊藤左千夫短歌代表作品30首訳付 牛飼の歌 九十九里詠 ほろびの光
佐佐木信綱
佐佐木信綱 ささきのぶつな 1872-1963
※笹k信綱の代表作品まとめ
窪田空穂
窪田空穂 くぼたうつぼ 長野県 1877-1967
与謝野晶子
与謝野晶子 よさのあきこ 大阪府 1878-1942
※与謝野晶子の代表作品まとめ
与謝野鉄幹
与謝野鉄幹 よさのてっかん 1873-1935
われ男の子意気の子名の子つるぎの子詩の子恋の子あゝもだえの子
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島木赤彦
島木赤彦 しまきあかひこ 長野県 1876-1926
※島木赤彦の代表作品まとめ
長塚節
長塚節 ながつかたかし 茨城県 1879-1915
※長塚節の代表作品まとめ
石川啄木
石川啄木 1886-1912
たはむれに母を背負ひて/そのあまり軽きに泣きて/三歩あゆまず
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ/花を買ひ来て/妻としたしむ
※石川啄木の代表作品まとめ
『一握の砂』石川啄木のこれだけは読んでおきたい短歌代表作8首
山川登美子
山川登美子 やまかわとみこ 1879-1909
それとなく紅き花みな友にゆづりそむきて泣きて忘れ草つむ
我が息を芙蓉の風に例へますな十三弦を一息に切る
※山川登美子の代表作品まとめ
会津八一
会津八一 あいづやいち 1881-1956
あめつちにわれひとりゐてたつごときこのさびしさをきみはほほえむ
くわんおん の しろき ひたひ に やうらく の かげ うごかして かぜ わたる みゆ
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斎藤茂吉
斎藤茂吉 山形県 1882-1953
前田夕暮
前田夕暮 まえだゆうぐれ 1883-1951
北原白秋
北原白秋 きたはらはくしゅう 福岡県 1885-1942
※北原白秋の代表作品まとめ
土岐善麿
土岐善麿 ときぜんまろ 1885-1980
あなたは勝つものとおもつてゐましたかと老いたる妻のさびしげにいふ
遺棄死体数百(すうひやく)といひ数千(すうせん)といふいのちをふたつもちしものなし
若山牧水
若山牧水〔1885-1928〕
※若山牧水の代表作品まとめ
若山牧水の代表作短歌10首 愛唱される作品を紹介!現代語訳付
木下利玄
木下利玄 1886-1925
土屋文明
土屋文明 つちやぶんめい 群馬県 1890-1990
にんじんは明日蒔けばよし帰らむよ東一華(あづまいちげ)の花も閉ざしぬ
この三朝(みあさ)あさなあさなをよそほひし睡蓮の花今朝はひらかず
ただひとり吾より貧しき友なりき金のことにて交(まじはり)絶てり
時代ことなる父と子なれば枯山に腰下ろし向ふ一つ山脈(やまなみ)に
終りなき時に入らむに束の間の後前(あとさき)ありや有りてかなしむ
垣山(かきやま)にたなびく冬の霞あり我にことばあり何か嘆かむ
※土屋文明の代表作品まとめ
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古泉千樫
古泉千樫 1886-1927
みんなみの嶺岡山の焼くる火のこよひも赤く見えにけるかも
乳牛の体のとがりのおのづからいつくしくしてあはれなりけり
茱萸(ぐみ)の実の白くひかれる渚みち牛ひとついて海に向き立つ
※古泉千樫の代表作品まとめ
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中村憲吉
中村憲吉 1889-1934
新芽立つ谷間あさけれ大仏にゆふさりきたる眉間のひかり
篠懸樹かげを行く女が眼蓋(まなぶた)に血しほいろさし夏さりにけり
春すぎて若葉静かになりにけり此の静けさの過ぎざらめやも
身はすでに私(わたくし)ならずとおもひつつ涙おちたりまさに愛(かな)しく
※中村憲吉の代表作品まとめ
吉井勇
吉井勇 1886-1960
君にちかふ阿蘇のけむりの絶ゆるとも万葉集の歌ほろぶとも
夏は来ぬ相模の海の南風(なんぷう)にわが瞳燃ゆわがこころ燃ゆ
釈迢空
釈迢空 しゃくちょうくう 1887-1953
桜の花ちりぢりにしも/わかれ行く 遠きひとり/と 君も なりなむ
原阿佐緒
原阿佐緒 1888-1969
われとわが胸の傷より血とともにたえず流るる悲しみの歌
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岡本かの子
岡本かの子 1889-1939
桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命(いのち)をかけてわが眺めたり
ともすればかろきねたみのきざし来る日かなかなしくものなど縫はむ
鶏頭はあまりに赤しよわが狂ふきざしにもあるかあまりに赤しよ
※岡本かの子の代表作品まとめ
吉野秀雄
吉野秀雄〔1902-1967〕
杉群(すぎむら)に晝(ひる)のかなかな啼きいでて短く止みぬあやまちしごと
彼の世より呼び立つるにやこの世にて引き留むるにや熊蝉の声※北原白秋の代表作品まとめ
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